マニア177 ビックリマン独り言vol40~お守物語1~

10月23日 金曜日 マニアな小ネタの世界177

 

こんばんは。

 

ビックリマンの中で、最も華やかな存在は各弾のヘッドです。

そして、ストーリーで対立関係にある天使悪魔が競い合うわけですが、どうにも存在感が薄いのがお守です。このシリーズは、そんなお守の世界にスポットを当てます。

初回は、お守に関する基礎的な部分に触れておきます。

 

■ お守シールってどんなシール?

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今さら説明不要とは思いますが、お守シールは、裏紙右上に〇で囲まれた「守」の文字で判別することができます。当初の封入率は概ね19%で、1箱40個の中で7~8個という割合は天使と同じだったそうです。素材シンプルで、絵柄も幼いお守だけに、アタリ感は弱かったわけですが、実は天使くらい貴重なシールだったのですね。

当初は、水色裏紙透明フィルムシールで構成されていました。

悪魔シールにお守シールを貼って対抗し、最後は天使シールを重ね貼りして悪魔を撃退するという遊びのため、力不足で悪魔を封じきれないお守は透明だったのです。

やがてお守シールの裏紙が白色に変わります。コレは大人の事情によるものですが、魔肖ネロ猛威に、お守たちは顔面蒼白となったという解説を見たことがあります。

その後は、裏紙は白色が維持されますが、表のフィルムが着色されます。顔面蒼白に似た理由をつければ、危険察知してピンクや黄色になった、とも言えるかもしれませんが、茶色以降の理由がつけられないので、やはり変色は大人の事情なのです。

お守シールの色は、このような変遷を辿りました。

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個人的にはピンク色黄色斬新だった印象がありますが、経年による焼けはピンク色が最も激しい気がします(下にピンクシールを並べた画像を貼ります。真ん中が色焼けしています)。黄色はあまり焼けないので、やはり色による違いがあるのでしょうね。 

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■ お守シールには熱い情熱が注がれていた

そんなお守シールについて、コロコロオンラインビックリマン伝説シール誕生秘話 第8回」で、生みの親である反後博士は、お守についてこう話しています。

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天使と悪魔の間で弱い立場にあるお守=子どもを想定していたのです。

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たしかに、怖そうな悪魔に対峙しようとしながら、泣き言を言って天使に助けを求める様子は、幼い子どもっぽさが見て取れます。

なぜお守=子どもと想定していたかと言えば

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ターゲットとなる小学生が、お守キャラに自分重ねれば、ビックリマンワールド感情移入したり、疑似体験の感覚で楽しめるからだと。

お守=子どもと想定している以上、制作陣もお守には深い愛情を注いでいたようですし、お守の世界観を損なわないよう細心の注意も払ってくれていました。

このシリーズの発想は、35年前の子どもの目線でビックリマンを見るには、丁寧に描かれているはずのお守の視点が大事なのではないかと思ったからです。

 

■ お守はどこに住んでいたのか

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もともとは種族を超えて一緒に住んでいましたが、 第一次聖魔大戦の末、表層界分裂すると、天使が住む天聖界と、悪魔が住む天魔界ができました。一部のお守は、天使とともに天聖界に住むことになったのですが、その他のお守は「無縁ゾーン」と呼ばれるエリアに落下してしまいます。そのお守たちが、表層界の欠片を繋ぎ合わせて作ったのが、お守だけが暮らす天地球です。後のストーリーでは、それ以外の場所に暮らすお守も登場しますが、基本的には天聖界と天地球のどちらかに住んでいました。

この天地球は、天使も悪魔もその場所を知らなかったそうで、本来は天使と近い関係にあるお守ですが、場所については天使にさえ秘密にしていたと言います。

 

■ お守の名前の特徴はあるのか

昨年12月29日の投稿「マニアな小ネタの世界129」で書きました。

第1弾~第10弾の合計120種類のお守の名前を見ると、「助」圧倒的に多く、「僧」「守」「徒」などの少数派が稀に紛れている程度でした。

第6弾はやや特異なのですが、この傾向は第9弾まで続くと、第10弾からは様々な名前で括られるようになりました。「の助」が「之助」に改められたのは第7弾からです。

詳細は、リンク先をご確認ください。

 

本日は、お守シールの基礎的な部分を書きました。