マニア173 ビックリマン独り言vol37~メルカリをウォッチして思うこと~

10月2日 金曜日 マニアな小ネタの世界173

 

こんばんは。

 

ビックリマン 悪魔vs天使シリーズは、我々世代で空前大ブームを巻き起こしました。購入個数制限もありましたし、ロッテからは、子どもに向けてビックリマン憲章」なども出され、やがては公正取引委員会まで乗り出すというものでした。

現在進行形だった当時はまだ、その価値は価格相応だったものの、年数経過とともに実存するシールの個体数が減り、特に手に入りづらかった時期の美品ともなれば、マニアにとっては喉から手が出るほど欲しい代物です。

その世代がアラフォーとなり、金銭的に自分の余裕ができる今、ネットでのオークションフリマサイトが日常に浸透しているわけですが、当時の美品など、まず多く出回らないことから、需要供給のバランス上、価値急騰は自然な流れでしょう。

しかし、そうした中で、ビックリマンを材料とする悪質な販売も見られます。

正直、35年間、穴が開くほどシールを見続けてきたマニアにとっては、直感的”違う”ことが分かりますし、どこが違うのかも説明がつくはずです。

しかし、事後的なファン、あるいは当時を懐かしんで”買ってみるかな”程度の感覚の人には、見わけがつかないシールもあり、そこを狙った販売は、性質が悪いですね。

以前は”またやってんなぁ”という出品も結構あったのですが、ここ最近ウォッチしていて思うのは、かなり改善されてきているということです。

現在も出品されているものですから、出品者のお名前や地域は隠しています。

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上の3人の出品者の方は、とても良心的ですね。タイトル本文別冊宝島付録である旨を記したり、本文中に「当時物ではありません」注意喚起しています。付録をカットして当時物を装う出品者がいることまで、情宣してくれています。当時物ビックリマンを愛するコレクターとして、見習うべき姿勢だと思います。

ちなみに2人目のシールの値付け、72,500円が、雑誌付録として異様な価格ではありますが、わたしはコレは善意で捉えています。仮に転売利益を目論んだとしても、コレ以上の価格で売れるかどうかはかなり微妙です。当時物を装って出品しても、目の肥えたオールドファンが見れば、当時物でないことが分かるので、下手すれば自身の損失に終わる可能性もあります。悪質な転売を阻止する目的での根付けだと見ています。

 

ココまで丁寧な説明・対策を施しているケースもあれば、少し弱いケースもあります。

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「付録のものとなります」とは書かれています。ただ、取りようによっては、お菓子のオマケの意味と広く解釈してしまう恐れもあります。「別冊宝島」の「付録」、あるいは「当時物ではありません」などとあれば、尚分かりやすいのでしょうね。

もっとも、仮に当時物のヘッドロココで、いわゆる角プリズムで、この状態ならば、何万円という価格になりますから、逆に1,600円という価格設定にすることで、”当時物じゃないよ”ということを示されているのでしょうね。

 

このように、一時期横行していた、誤解させるような出品が減ったことは望ましい限りです。しかしわたしが思うのは、そもそも現在のロッテが、その悪質な状況を生み出すキッカケになっているのではないか、ということです。

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コチラは、ある出品者が、「別冊宝島」の付録である、すくみシールを出品しているのを拝借しています。第6弾~第9弾のチョコ版や第28弾以降のような高値ではありませんが、それなりに人気弾です。拡大した画像を見れば分かるとおり、裏紙レイアウト文言は、当時物のチョコ版シールと同じです。紙質インクの色など僅かな違いがあるにせよ、コレを綺麗にカットして出品すれば、撮影時の明るさカメラの質で、いくらでも誤魔化せますし、購入者の誤解を招きかねないシールです。

こうして善良な出品者が、きちんと「別冊宝島」の付録だと記してくれれば良いですが、全員がそうとは限りません。年数を経て、この付録の色もくすんだり、当時物を知らないショップ担当者が増えてくると、ニセモノが当時物として市場流通する可能性すらあります。現在のロッテは”知ったこっちゃない”と言うかもしれませんが、過去に築いたロッテ自身の大きな歴史にを残しかねません。

大元のロッテが、こういう紛らわしいモノを許可しないで欲しいと、個人的には思っています。それこそ、何かアクセントをつけて、悪用されないようにメーカーとして対策を施して欲しいところです。メルカリを見ながら、そんなことを感じています。