日本列島マンホールカードの旅20 岐阜県中津川市

9月9日 水曜日 日本列島マンホールカードの旅20

 

こんばんは。

 

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今夜は岐阜県東部に位置する、中津川市をご紹介します。

東は長野県に接しており、我が家から高速道路を使わずに訪れたため、長野県から木曽川に沿って国道19号線を南下しましたが、とにかく山深い道が続きました。

 

「中津川」の地名の由来としては、式内社中川(なかがわ)神社が「なかわ」「なかつかわ」呼称されていたことに因むという説があるようです。他にも、3本あるうちの真ん中、つまり中津の川からという説もあります。

 

この「中津川」の名称が登場するのは江戸時代で、恵那郡中津川村でした。やがて中津町、中津川町を経て、1952(昭和27)年に「中津川市」が誕生します。

幾度か市町村合併を繰り返す点は他の自治体にも見られますが、中津川市興味深いのは、隣接する長野県を巻き込んだ編入が見られる点です。

・1958(昭和33)年10月15日 

長野県西筑摩郡神坂村のうち峠、馬籠、荒町を同郡山口村に編入し、残る神坂村を編入

・2005(平成17)年2月13日

 恵那郡坂下町・川上村・加子母村付知町・福岡町・蛭川村、長野県木曽郡山口村を編入

このように、平成に入ってからも、長野県の一部を中津川市編入し、じわりじわり勢力拡大を図っているのです。特に平成の合併で手に入れた中には、中山道宿場町として人気の馬籠宿も含まれており、長野県がよく手放したものだと思いました。こうした経緯もあり、同じ市内でも電話をかける際に市外局番が必要だったなど、生活上、特に県を跨いで編入された地域の方々はご不便もあったことでしょう。

 

中津川のに立ち寄りましたが、ういろう好きなわたしのセンサーが反応し、中津川市の名産品である「からすみ」を購入しました。やはりと言うか、やや弾力強いういろうのような味で、なかなか美味しかったです。「からすみ」の名称は、子宝を祝う縁起物であるボラ卵巣(=からすみ)に由来するそうです。”海なし県”である岐阜県では、ボラの卵巣は手に入らないため、コレを模して作ったのですね。やや硬めなのは、保存に適することを考慮したのかもしれません。

 

忘れていましたが、マンホールカードのご紹介です。

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散々書いてきたことは、カードに一切描かれていません。描かれているのは「おいでん祭り」で披露される「風流おどり」というお祭りのデザインです。説明書きによれば、約400年前絵図に見られた、雨ごいまたは豊作祈願の踊りだそうで、現在では毎年8月13日に行われるとか。例に漏れず、今年は新型コロナの影響で中止されました。

 

そんな歴史の深い中津川市ですが、2027年を目途に東京~名古屋で開業予定リニア中央新幹線の駅が、中津川市西部に誕生予定です。新時代を見据えつつ、趣ある宿場町や木曽の豊かな自然を誇る中津川市を、今夜はご紹介しました。