マニアな小ネタの世界145 五輪延期で余った放送枠を考える②

4月10日 金曜日 マニアな小ネタの世界145

 

こんばんは。

 

7都府県に対する緊急事態宣言が出され、少なからず通常とは異なる生活になっています。テレビを見る時間も若干増えているのですが、ふと感じることがあります。

テレビは視覚聴覚から情報を届けてくれますが、たとえばスタジオ出演者が距離を保つ、テレビ電話を利用して登場するなど、職場や学校などでも使えそうな方法を一つ提案してくれているわけです。折角、不特定多数の視聴者への意識付けになるのですから、逆に気を付けて欲しいこともあります。

先日、某局の新型コロナウィルスの症状を紹介するイメージ図で、咳をする人のイメージ映像がありました。その咳の仕方が、厚労省の咳エチケット啓発ポスターで「やってはいけない」とされている、手を拳状にして口の少し前を塞ぐ行為でした。手でガードしながら咳をするイメージだったのでしょうが、何気なく見ていると「これでいいんだ」と思ってしまう可能性があります。非常に細かい部分ですが、こうした一つのカットでも、正しいイメージで流して欲しいものです。

f:id:Masa_S:20200410065218j:plain

 

また、異常事態ですから、もう少しAC公共広告機構の啓発CMを流しても良い気がします。東日本大震災の際がそうであったように、通常とは異なる状況ですよ、という空気を醸成するには、ACのCM連発は効果があると思うのです。

 

さて、本題です。

五輪も延期、プロスポーツも休止、スタジオ収録もロケもままならない中、各放送局が持つ膨大な映像はお宝です。再放送と言っても、時間が経てば新鮮に見えるもの。志村けんさん追悼番組が放送された先週は、TBSの再放送希望番組を書きましたが、第2弾の今夜はNHKEテレ含む)です。ちょうどこの記事の土台を書き終えた折、ネットニュースにNHKへの再放送希望として、SMAP映像への要望が寄せられた話を見ました。わたしは別にSMAPファンでは無いので、独自の再放送希望番組を列挙してみます。

 

 

プロジェクトX~挑戦者たち~

戦後から高度経済成長期を中心に、日本のプロジェクトがどのような困難に直面し、どのようにそれを克服して成功を成し遂げたかを伝えるドキュメンタリー番組です。

今回のコロナ騒動を見ても、様々な面で日本は遅れつつあると感じるのですが、弱気になれば落ちる一方です。自信を持ち、先人たちが作り上げた現在の日本を継ぐ意味でも、5年にわたり放送された「プロジェクトX~挑戦者たち」は見たい番組の一つです。

 

■ 旅・紀行・自然番組

「不要不急の外出」を控える中で、に出たい欲求を抑え込んでいます。

せめて映像を見て旅気分を味わい、”この状況を脱したら旅に出よう!”希望を抱かせてくれる番組を見たいものです。NHKの旅・紀行番組は、テーマ音楽も含めて優れていると思いますし、見ていて落ち着きます。

「さわやか自然百景」「小さな旅」「ダーウィンが来た」など現在放送中の番組の再他、「ぐるっと海道3万キロ」や「明るい農村」などの過去の番組も見たいです。

 

■ 趣味番組

わたしも含め、在宅時間が長くなった方も多いと思います。

料理をする時間、庭や市民農園に出て植物を育てる時間、DIYを楽しむ時間など、今までに無かった楽しみを見つけるキッカケになるかもしれません。NHKには「趣味の園芸(わたしが物心ついた頃には放送していた気がします)、「きょうの料理」など、長年蓄積された趣味番組がありますので、是非再放送して欲しいです。

 

■ 幼児・子ども向け番組

今の大人たちが幼児の頃に見ていた幼児番組を放送して欲しいですね。子どもと一緒に見ながら、自分たちも懐かしめる、大人になった目で見れば新たな発見ができるかもしれません。「おかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」や「いちにのさんすう」「できるかな」「なんなんなあに」「たんけんぼくのまち」など、小学校低学年あたりまでよく見たのを思い出します。親子が一緒にテレビを見ながら話す時間、在宅時間が長く無ければできないかもしれません。今がチャンスだと思います。

ちなみに人形劇NHK得意とするところですが、コレを活かした「ねほりんぱほりん」も面白いので、再放送して欲しいですね。

 

中学生日記

気持ちが不安定になりやすい思春期。特に今のような社会情勢では、気持ちが落ち着かない子もいるのではないでしょうか。そんな思春期の子どもたちが、テレビの中に出てくる等身大の中学生が抱える不安や悩みを見て、少しでもヒントを見つけたり、モヤモヤを晴らせる番組、それが「中学生日記」でしょう。

長年、NHK教育テレビ(たしか名古屋放送局)で制作されていました。中にはシリアスなテーマもありますが、そうした内容にも目を背けずに果敢に攻めるNHKの映像にも注目です。今活躍する有名人の方の中には、この番組に出ていたという方もいます。そうした視点で、子どもの頃の彼らを見ることも楽しみです。

 

■ ローカル映像

NHK各地に放送局を持ち、地元のニュースの中で扱うローカルネタが多数あるはずです。自分が住む地域で見ることができない、他地方の映像を見てみたいです。

 

おしん

貧しさの中で生きる、健気で前向きな日本人の姿が、世界でも共感を呼んだ傑作です。なにせ平均視聴率は52.6%ですから、これほどのドラマはそうそうありません。まさに苦難の状況にある中で、かつての日本人がどのように生きたのか、失われつつあった大切なモノは何かを知ることで、なんだか勇気づけられる気がします。

 

今夜は、余った放送枠を考えるの2回目、NHKでした。