マニアな小ネタの世界130 マンホールカードの世界3

1月1日 水曜日 マニアな小ネタの世界130

 

 

 

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令和2年の元旦を迎えました。

気持ちを新たに、新年最初の投稿です。年末より続く気まぐれテーマ、本日は「マニアな小ネタの世界」でミニシリーズ「マンホールカードの世界3」をお届けします。

 

1 「マンホールカード」とは何か  

下水道事業への理解関心を深めるとともに、マンホール蓋の魅力を国民に広める目的で、「下水道広報プラットフォーム(GKP)」が地方公共団体とともに発行しているカードです。これまでに502自治体から605種類のカードが発行されており、マンホール蓋の絵柄とともに、図案の由来や、その土地の紹介も書かれています。ご当地モノの要素と、コレクション要素も相俟って、人気は上昇しています。

また年に一度、マンホールマニアが集まる「マンホールサミット」が開催され、第9回目となった「マンホールサミット2019 in 池田」(2019年10月19日 大阪府池田市開催)では、約4,500人の来場者が池田市に集まりました。

こうして、「マンホールカード」を入口とした下水道事業への理解や、各地への訪問促進が目的ながら、過熱する人気ゆえの悩みもあるようです。ネットオークションなどで高値取引されることから、転売目的で取得する人もあるのです。

わたしは、旅行や出張で国内各地に出向く際、配布場所を訪れて入手し、現在までにおよそ120枚収集しました。受け取る際に記入する無記名のアンケートを見ると、はるか遠方から訪れている方もいますので、熱心な収集家も多いようです。

 

2 アニメキャラクターは人気  

当初は地味な図案も多かったですが、弾を重ねるごとに、各自治体のカードにも独自性が出てきました。特に、アニメ舞台となった自治体や、アニメの原作者に縁のある自治体が作る「マンホールカード」は、人気が高いです。

記憶に新しいところでは、静岡県静岡市の「ちびまる子ちゃん」は人気沸騰でしたね。直近の第11弾では、長野県佐久市の「北斗の拳」が、配布5日ほどで用意された4,000枚が無くなる人気ぶりでした。わたしも配布二日目に現地で並びました。

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人気キャラクターが描かれた「マンホールカード」の一部です。右下が「北斗の拳」です。一般的に思い浮かべるマンホール蓋とは違う図案ですよね。これらカードの元となる蓋は、実際に現地設置されているので、足元を見ればこんな蓋があるのです。

 

3 スポーツチームのカードも人気  

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これは大阪府吹田市埼玉県所沢市の「マンホールカード」です。ガンバ大阪埼玉西武ライオンズの本拠地ですから、スポーツチームのマスコットキャラクターをあしらった図案で、ご当地をアピールしています。

自身が応援するスポーツチームのカードなら、尚更収集意欲に火がつきますね。

 

4 わたしのお気に入りデザイン  

回を重ねるにつれ、カードの元となるマンホール蓋の図案も凝ってきました。

それでも非常に単調なものや、ありふれた図案もあります。都道府県によっても発行自治体数の多寡がありますし、凝った図案の多い都道府県もあるなど、差が大きいです。

その中で、わたしが好きなデザインの「マンホールカード」をいくつかご紹介します。

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左上が栃木県足利市です。足利学校をイメージしたもので、白と黒というシンプルな色遣いながら、繊細松葉を重ねることで、とても目を引くデザインだと思います。

同じシンプルでも、一切の着色無しは左下の愛知県豊田市です。他にもある無着色は、正直あまり興味を引かないのですが、渓谷美で有名な香嵐渓、円筒形の行灯「だんころりん」、五平餅を見やすく配置し、土地の魅力を綺麗に纏めています。無着色ゆえに”何だろう”と目を凝らします。小学生のデザインだと聞いて驚きました。

真ん中上段の埼玉県鴻巣市は、色に深みがあって美しいと思います。

真ん中下段の山梨県甲府市や、右上の神奈川県横浜市の図案は、樹脂プリントのような仕様で、周囲が黒ということもあり、まるでレコードのように見えます。横浜は港町らしい青なのに対し、甲府市風林火山の文字とバックの色が特徴的ですね。

右下は高知県高知市ですが、コチラも栃木県足利市同様に、使っている色は少ないです。しかし、中心で対称に配されたニタリクジラ「海の貴婦人」とも呼ばれる美しいボディで、その抑揚がアクセントになっています。

 

 

他にもまだまだ集めたいカードがたくさんあります。

今では入手不能なものや、レアミスカードなど、収集癖を刺激されるところもありますが、この年末年始休暇のどこかで、また収集に走ろうと思っています。

2020年、いったいどんな「マンホールカード」が手に入るのか、今から楽しみです。東京都稲城市で発行される予定機動戦士ガンダムの「マンホールカード」なども、相当な人気になるでしょうね。

こうして2020年もまた、「マニアな小ネタの世界」は続いていく予定です。