時事の戯言63 わたしの今年最悪の出来事を語る

12月31日 火曜日 時事の戯言63

 

おはようございます。

北日本は大荒れ、関東~静岡は異様な高温と、やはりどこか気象にも異変が起きているようですね。いよいよ大晦日を迎えました。

平成31年=令和元年の締め括りテーマは、「時事の戯言」です。

 

わたしにとって一番の出来事が起きたのは8月のことでした。

ある日の18時半頃、見慣れぬ番号から携帯に着信がありました。知らない番号だったこともあり、ひとまず出ませんでした。しかし、電話番号をネット検索すると、都内にある某法律事務所の番号であることが分かりました。ネットでは、債権回収を得意とする事務所だと書かれていますが、回収を受けることは身に覚えも無く、仕事柄、弁護士と接する機会も多いため、伝手による仕事の案件かと思い、折り返し連絡しました。

しかし、驚くことに、債権回収の件で連絡したと言うのです。ネット上には、同事務所を語る詐欺も発生している旨の書き込みもありましたが、窓口の女性からは、わたしが以前住んでいた住所などの情報も出てきたため、ひとまず、言いたいことを書面で送るよう伝えました。但し、現住所を知らせるのは不安ですし、弁護士事務所からの通知が届けば、家族は不安を覚える可能性もあるため、敢えて職場への郵送を指示しました。

f:id:Masa_S:20191228165649j:plain

コレが、職場宛に届いた受任通知書です。

コレをもとに再度電話し、尋ねると、以下のとおり先方が主張します。

・わたしが以前住んでいた住所で、光回線の契約をしていた

・指定された口座からは2016年11月まで引落ができたが、同12月からはできていない

・2016年12月~2019年1月まで、再三督促したが支払されず、同2月に強制解約された

・以降、債権回収について、同法律事務所に回収業務が委託され、受任した

・2016年12月~2019年1月の月額使用料と遅延損害金73,584円を支払って欲しい

・支払期限は2019年9月10日であるが、事情によっては柔軟に対応する

まず、わたしが同所に居住し、その期間に光回線契約をしていたのは事実です。但し、当然ながらわたしにも以下のとおり主張があります。

・契約していたことは事実である

・勤務地の異動に伴い、2012年3月に解約手続を行ったはずだ

・解約されていないとして、2016年12月の回収不能後、一度も連絡が来ていない

・法律事務所が掛けてきた電話番号は当時から不変であり、事実、今も通じている

・回収不能となった以降、電話の一本もよこさず請求するのはおかしい

こちらの主張に対する法律事務所の回答は、「回収業務のみ請け負っており、当事者の事実関係には関与しない。直接、委託者の窓口に連絡をして話し合って欲しい」とのことでした。そこでわたしは、委託者である通信業者を調べますが、サイトを見ても問い合わせ先も掲載されておらず、やむなく光通信契約窓口に電話しました。そこから何か所もたらい回しにされ、3回目の電話で、お客様窓口に辿り着きます。契約の窓口は大きく記されていますが、苦情や(技術面以外の)相談窓口は書かれていません。「こんな業者と契約しなければ良かった」と思うも、そんなことを悔やんでも仕方ないので、窓口の方に経緯を話し、支払の減免を申し出ました。

これに対する先方の回答は、以下のとおりでした。

・たしかに2012年3月、わたしから住居移転に伴う解約の申し出を受けた

・その後、解約に必要な書面を送付した

・しかし、解約請求書が返送されてこなかった

・2016年11月までは、月額使用料の引落ができたため、問題が無かった

・引落に使用されたカードの有効期限が切れたようで、同12月より引落できていない

・使用料を請求するため、郵送で払込依頼を行ったが、宛所不明で返送された

・強制解約のための基準を満たすべく、2019年1月まで郵送依頼を繰り返した

・結果的に郵送は返送され続け、支払も無かったため、強制解約した

・請求した金額について減免は応じない。応じる根拠もない

・あとは法律事務所に委任しており、話すことは何も無い

わたしの職業は、サービス業に分類されると思います。わたしの勤めてきた会社で、これと同様の対応をすれば、わたしが厳しく指導されるか、上司に叱責されるでしょう。なぜなら、長期放置と同じ状態であり、適切に顧客対応していないからです。

少なくとも、2つのタイミングで、通信業者からわたしにアクションを起こすべきです。1つは、解約を申し出しながら、解約書類の返送が無い場合、「住居移転後も解約しないのか」という意思確認をすべきでしょう。わたしが転居に伴うバタバタで、失念している可能性もありますし、解約せずにどこかの業者と新規に契約すれば、わたしにとって二重払い不利益となる恐れもあります。取り越し苦労であっても、確認の連絡をするのがサービス業ではないでしょうか。2つめは、引落ができなくなったタイミングです。その時点で既に4年以上が経過し、わたしが「転居する」と申し出た履歴もある中で、転居前に居住した住所宛に郵送物を送る神経が理解できません。

異動前には必ず郵送物の転送サービスを依頼していますが、転居後1年が限度です。4年以上経過した住所に、以降数年間、返送され続けても毎月督促状を送る意味があるのでしょうか。本気で探すならば、郵送で宛所不明となった時点で、登録されている電話番号に電話連絡すべきだと思います。事実、受任した法律事務所は、委任先の通信業者より提供されたわたしの電話番号に掛け、きちんと繋がっています。つまり、わたしから見れば、強制解約の社内基準を満たすための事実の積み上げのために、届きもしない宛先に何年間も郵送を続けたとしか思えず、最終的には遅延損害金も含めて法律事務所に委託するので、担当者としてはどうでも良い案件だったのでしょう。

わたしの勤務先であれば、「解約請求書が返送されていないが、お客様は失念していないか、場合によって不利益にならないか、意思確認しろ」「郵送では意味がないので、電話をしなさい」と指示されるでしょう。電話も郵送もダメとなれば、いつまでも放置できないため、上司の判断に従い、回収不能で終了させることになるはずです。

少なくとも、できることを尽くし、お客様の不利益を可能な限り回避することを、担当者も上司も一緒に模索するはずです。

 

この考えのもと、わたしは数人の弁護士に相談し、加えて、消費者センターでも対面相談を行いました。結果、弁護士も消費者センター担当者も、異口同音に同じ回答でした。「気持ちは分かるが支払わなければならない。なぜならば、転居後数年間も引落が続きながら、引落内容をチェックしていなかった落ち度が」わたしにあり、「相手方の通信業者は、契約に則り請求しており、あとは泣きを入れて減免のお願いをするしかないでしょう」「このまま拒否すれば、簡易裁判に持ち込まれるとともに、業者の判断次第では、いわゆる”ブラックリスト”に掲載され」わたしが「クレジットカードなどの面で不利益を被る恐れもあります」「最悪、お勤め先に連絡が入り、給与が差し押さえられる可能性もあると思います」「裁判等の費用も考慮すれば、受任した法律事務所が求める金額を素直に支払った方が無難でしょう」と言うのです。

正直、かなり頭に血が上りました。わたしは、転居に伴う手続は過去に漏らしたことも無く、解約請求書も返送したはずです。但し、既に7年も経過しており、その後も何もなく推移したため、写しも廃棄してしまっているため、立証はできません。

それだけ放置し、可能な手段を講じなかった相手方が法的に正しく、わたしの主張が非常識だと言われることに、かなり失意の気持ちを持ちました。ブラックリストに掲載され、不利益を被るのもさることながら、自分の名前が一度でも汚されることが嫌だったので、法律事務所に相談し、窓口には「どんなに分割しても3回が限度ですから」「あなたの給料日はいつですか?」「毎月、給料日の翌日までには支払うようにしてください」「支払延期は認められませんからね」と高圧的な物言いをされながら、3回分割で不本意な73,584円を支払いました。

 

わたしが勤めてきた会社でも、回収作業が生じることがありますが、ここまで不親切で怠慢な対応をしながら、社内も監督官庁も問題にならないことが、サービス業に従事するわたしには理解できないのですが、消費者の味方であろう消費者センターも、法のスペシャリストである(しかもわたしのお付き合いのある)弁護士もそう言うのですから、きっとわたしの感覚がおかしいのでしょう。

 

全部晒したい憤りを抑えながら、画像の切取加工をして添付しました。

あの夏の日の一本の電話を無視し続ければ、相手はわたしと連絡が取れず、わたしは73,584円を無駄に支払う必要もありませんでした。法的には相手方が正しいのかもしれませんが、わたしにとっては不満以外の何物でも無く、スッキリ新年を迎えるためにも、年を越す前にぶちまけておきたい気持ちで書きました。

73,584円もあれば、ビックリマンもミニカーも、それなりに良いモノが手に入る金額です。そう考えると、なんとも腹立たしい一件でした。

 

いよいよ本日が2019年最終日です。

皆様、本当にお疲れ様でした。そして、この拙いブログをお読みいただき、心より感謝申し上げます。このような内容が今年最終の投稿となったことをお詫びしつつ、これで本年を終えたいと思います。皆様、良いお年をお迎えください。