MASA日記

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今日は何の日?~12月22日編~

12月22日 日曜日 今日は何の日?

 

おはようございます。

 

12月22日 = 改正民法公布記念日

です。1947(昭和22)年12月22日、民法の第四編および第五編を改正する改正法が交付されたことによる記念日です。

 

第四編とは「親族」、第五編とは「相続」ですが、日本国憲法第二十四条「個人の尊厳」「両性の本質的平等」に照らして改正すべきかが議論されていました。

改正前の民法においては、家は戸主と家族により構成され、戸主は一家統率の権力を有し、家族に対して身分上の統制力を有し(家・戸主制度)、家督相続が戸主権の承継として長男一人が全財産を相続する(家督相続)とされていました。また、婚姻・親族・相続の取決めにおいて、女性は男性に劣後する(女性地位の劣後)とされていました。

現代から見れば、明らかに問題を含む法制度ですが、戦後間もない当時は日本の伝統的な親族関係の在り方に照らし、改正が妥当かという議論が交わされたようです。

1946(昭和21)年の臨時法政調査会に提出された民法改正要綱と家族制度との関係」我妻栄委員)では、「本改正要綱は、特定の法律制度としての家族制度を廃止しても、道徳的理念としての家族制度は脆弱化されるものではない。否これによって却って新しき時代に即応した家族制度を発展せしめ得るという考えに立脚するものである。」との見解を示し、「親族共同生活を現実に即して規律すること」を提案しています。

我妻栄先生と言えば、近代日本民法の解釈や理論構築で名を馳せた学者です。

 

こうして法は、時代に則して変化するものですが、2020年には第三編「債権」に大きな改正が予定されております。久々にポケット六法を購入しました。

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わたしは大学時代、民法を専攻していましたが、毎年のように六法を購入していました。大きな変化が無くても、新しい六法を持っているだけで”勉強している気”になっていたというのが正確な表現でしょうか。

2020年4月の改正では、「保証契約」「約款取引」「法定利率」「消滅時効など、現実社会で問題となりやすい箇所について実態に即した規定を設けたり、「意思能力」「賃貸借」で明文化されていなかったルールを明文化する等の改正が行われます。

 

憲法硬性憲法であるのに対し、民法や商法は実社会で妥当な結論を得られるためにも、柔軟な改正が認められる必要があると思います。個人的には、刑法についても、被害者感情や社会感情に配慮した変化を認め、少年法の在り方も見直すべきだと思っていますが、今後の法改正がどうなるのか、気になるところです。

 

話が飛びましたが、今日12月22日は「改正民法公布記念日」でした。