温故知新33 心配り

12月2日 月曜日 温故知新33

 

こんばんは。

 

「不在による再配達」や「運送業者を装った事件」をきっかけに、最近では、軒先に置いて貰うサービス、コンビニなどで受け取るサービス、宅配ロッカーを設置して受け渡すサービスなど、利用者目線での宅配サービスが増えました。

もちろんこれらはとても便利ですし、再配達してもらう気の毒さもありません。一方の配送業者にとっても、再配達の手間が省けますので、その意味では配達する側、受け取る側の双方メリットがあるシステムだと思います。

ただ、そうした中で、ふと人による手渡しの良さを思い出させてくれるニュースを2つ見つけましたので、ご紹介します。

 

まずは、配送業者とは異なりますが、加盟飲食店の料理を客に届けるサービスで知られる「UberEats(ウーバーイーツ)」の配達員が経験した出来事です。

「外で受け取る」を指定されて赴くと、高校生くらいの女の子が「お疲れ様です」と渡してくれたのは小さな包み紙。包み紙を開くと、チョコ1個、150円とともに、「配達遅い時間までお疲れ様です。コンビニのコーヒーでも今日の終りにのんで下さい」原文ママ)と書かれたメッセージが入っていたと言います。

UberEatsでは、とかく利用者と配達員、配達員と会社のトラブルがニュースにされがちですが、本当はこうした心温まるエピソードもあるんでしょうね。

 

もう一つは、2019年春から一人暮らしを始めた大学生の話です。

彼のもとに親元から届けられた大きなダンボーには、何やら張り紙がされていました。張り紙には「ドライバーさんへ この春、親元をはなれ、名古屋で一人暮らしを始めた息子の大切なギターです。どうか無事届けて下さい。母より」と書かれており、ドライバーが持ちやすいようにとダンボールに取っ手もつけられていたそうです。

ドライバーからは「いいお母さんですね」と言われたそうです。

 

利便性や、他人と接する面倒を回避する意味では、最近のシステムはとても便利になっていると感じます。しかし、他人と接するからこそ生まれる、人と人との繋がりの中だからこそ生まれる出来事があるのも事実です。

配達は、モノの受け渡しだけでなく、の受け渡しもあるのかな、これらニュースを見て感じた次第です。最近、心配りしていますか?ふと自分に問いかけたのでした。