乗り物135 クルマのはなしvol20~東京モーターショー~

10月22日 火曜日 乗り物135

 

おはようございます。

今年限りの祝日の今日は、火曜日テーマ「乗り物」です。間もなく開催となる東京モーターショーについて、想うところを書いてみたいと思います。

 

■ 第46回 東京モーターショー2019

開催期間:2019年10月24日(木)※一般公開は25日(金)14時~2019年11月4日(月)

開催場所:東京ビッグサイト西・南展示棟、青海展示棟、ほかお台場エリア

来年開催の東京五輪の関係で、東京ビッグサイトの東棟が使用できないため、開催エリアが拡散しています。会場間では無料シャトルバスが運行されます。

 

東京モーターショーに想う

まず、わたし自身が「今回の東京モーターショーに行くか」と問われれば、行かない確率80%、仕事で近くに行ったついでに立ち寄る確率20%、積極的に行く確率0%です。

では、立ち寄るなら「目当ては何か」と問われれば、タカラトミーが販売する東京モーターショー開催記念トミカを手に入れることで、クルマ自体は関心ありません。

行かない確率80%の主たる理由もほぼそこにあり、出展されるクルマに興味が湧かないのです。さらに、会場分散して広すぎるうえ、入場料も掛かります。昔わたしは、1日をモーターショーに費やすために、遠方から宿泊して東京モーターショーを見に来たのですが、今は時間とお金を費やす気になれないのです。

会場を東京ビッグサイトの西・南棟くらいに限定し、あくまでクルマをズラリと並べて移動距離を減らし、会場節約分を価格に反映してくれれば、まだ行くかもしれません。

 

それくらい、出展されるクルマに興味が湧かないのです。

モーターショーに展示されるクルマは、大別して3種類だと思います。①未来の方向性や技術を示すコンセプトカー、②世界や国内で初公開となる市販直前のクルマ、③最近市販開始となった新型車、の3種類です。

関心は人によって異なるでしょうが、わたしは①に興味はなく、②が最も楽しみで、③についても見て触れて楽しむという感じです。①はあまりに非現実的なデザインで登場するので、正直なところ実感が湧かず、一方で③は最悪、ディーラーに出向けば見ることができるので、その意味で②がモーターショーに出向く価値と思うのです。

 

では、②を目的に、今年も行けば良いだろうと言われるかもしれませんが、それも昔とは事情が異なっています。たとえば、かつて国産車の多くは、2年に1度マイナーチェンジ、そして4年に1度フルモデルチェンジをしていました。東京モーターショー隔年開催でしたから、必ず何かしらの市販直前の新型車が各メーカーに並んでいました。

ところが今は、モデルサイクルが10年にも及ぼうかというクルマも多いうえ、整理によって車種自体が少ないので、市販直前のクルマの展示と、モーターショー開催のタイミングが合わないことも多いです。結果、既に市販されている、比較的新しいクルマを色違いで置いてあったりするのですが、新鮮味に欠けます。

加えて、世界初・日本初の一般公開が楽しみなのに、メーカー自らがWEB上でティザーキャンペーンを実施して見せたり、海外のモーターショーで先に発表していたり、そうした情報を駆使した高精度CGが雑誌に載っていたりで、敢えてモーターショーに出向かなくとも、見飽きるくらい市販直前のクルマを目にするチャンスがあります。

こうなると、広くて移動が面倒、入場料が掛かる、①に興味無く②も新鮮味が無い、③はディーラーに行けば足りるとなれば、わたしは敢えて行く必要性を感じないのです。

 

かつてはティザーキャンペーンもほぼ無く、国産車の初お目見えは国内が中心、スクープ雑誌を見てもイラストの予想図だけですから、実物を目にする楽しみがモーターショーにはありました。例えば、市販されているクレスタがモデル末期、そろそろ次のクレスタが気になる、というときに市販前提のモデルが飾られるとワクワクするのです。

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    例)市販中クレスタ                                例)次期型クレスタコンセプト

といった具合だと、現行型も悪く無いけれど、新型は格が上がった感じだな、など、そんなことを考えるだけで、モーターショーに行く楽しみがあるのです。

 

ちなみに、東京モーターショー入場者数が過去最高となったのは1991(平成3)年ですが、その年の「月刊自家用車」6月の国産車アルバムを見ると、その年に発売されたニューモデルが巻頭に特集されていました。

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この年の5月に登場した3代目ソアラは、初代・2代目のデザインから一変し、アメリカでデザインされたスタイルが話題となりました。もっとも、それは登場直後の話で、結局は締まりの無いデザインが敬遠され、失敗作となったのですが。

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他にも、現在のS660のご先祖様的な、ホンダの軽オープン、ビートも掲載されていました。この前年には国産最高級スポーツのNSXを発売するなど、この頃のホンダは面白いクルマを次々と世に問うていましたね。

 

話がかなり飛びましたが、今のクルマは安全性や燃費ばかり謳い、クルマ自体は整理されて魅力も失われてきていると感じます。その中で、敢えて会場に足を運びたいと、私自身は思わないのです。とにもかくにも、開催は今週後半からです。関心がある方は是非、会場に足を運んで見てくださいね。