乗り物133 在来線のはなしvol18~2020年3月改正~

10月8日 火曜日 乗り物133

 

こんばんは。

今夜の「乗り物」は「在来線のはなし」です。

2019年秋のダイヤ改正がまだ終わっていない中で、2020年3月ダイヤ改正情報が各社から出されています。かなり大きな変化も生まれるようですから、わたしが気になった改正情報をいくつか取り上げてご紹介します。

 

JR北海道 特急列車から「スーパー」が消える

JR北海道では、稚内方面の「宗谷」、旭川方面の「カムイ」「ホワイトアロー」、函館方面の「北斗」、帯広方面の「とかち」、釧路方面の「おおぞら」という特急が走っていますが、その中でも新型車両による高速運行を行う便を「スーパー〇〇」(たとえば「スーパー北斗」「スーパーカムイ」)と区別していました。

しかし、2011年に発生した石勝線の特急火災事故を機に、速さよりも安全性を優先せざるを得なくなったことに加え、老朽化車両が置き換えられ、車両が同レベルで統一されつつあることも踏まえ、「宗谷」「カムイ」を皮切りに、「スーパー」の名が外されています。そして、2020年3月、ついに「北斗」「とかち」「おおぞら」からも「スーパー」が消え、道内の特急から「スーパー」の名前が消滅するそうです。

「スーパー」がつくと、なんとなく速そうな、特別な印象を持ちますが、JR北海道の現状を思えば、その名称が不要というのも理解できます。

 

JR北海道 快速エアポート増発へ

赤字経営に苦しむJR北海道にあって、多くの利用客を見込めるのが、札幌~新千歳空港です。現在、毎時4本が走る快速エアポート」は、新千歳空港を利用する観光客やビジネス客には欠かせない足ですし、千歳や北広島、恵庭など、沿線住民の通勤通学にも欠かせない足です。長らく毎時4本で定着してきた「快速エアポート」が、いよいよ毎時5本へと増発されます(時期は2020年春とされており、3月か否かは不明です)。

また、増発されるうち、朝と夜間には「特別快速エアポートが設定され、新札幌と南千歳のみに停車することになります。

いつも大きなバッグやスーツケース、お土産を持った観光客やビジネス客と、沿線住民で混雑しているイメージの「快速エアポート」ですから、まさに改善だと思います。

 

東武アーバンパークライン 急行列車運行

「アーバンパークライン」こと東武野田線は、かつては各駅停車のみで運行する、のどかな路線でしたが、先だって一部区間で急行運転を開始、車両も60000系という新型車両を投入したかと思っていたら、ついには全線で急行運転開始となるようです。

といっても、設備の都合上、春日部~運河は急行も各駅に停車しますが、日中の大宮~船橋で最大16分の短縮となると言いますから、急行運転の効果は大きそうです。

加えて、柏始発で平日夜に「特急アーバンパークライナー」が新設されます。東武本線で導入された特急車両「Revaty」を使用し、着席通勤を促進します。

今まで各駅停車のみだった東武野田線が、特急や急行が走る、まさにアーバンなイメージへと進化を遂げるのか、2020年3月に注目です。

 

この秋には、都心に乗り入れていなかった大手私鉄の相鉄が、ついにJRとの相互直通運転を開始するほか、成田空港の運用時間変更に伴い、京成電鉄が「スカイライナー」を増発します。年始にかけては渋谷駅の大規模工事もあり、いよいよ迫る東京五輪に向けて、この秋の改正、そして来春の改正で、大きな変化が見られそうですね。