気になるニュース 8月24日~8月30日

8月31日 土曜日 気になるニュース

 

おはようございます。

 

いよいよ8月も最終日を迎えました。昨夜乗った電車のドアから、コオロギが入り込んできました。日々せわしなく動く人間に、まるで”もうすぐ秋ですよ~”と告げにやってきたようなコオロギに心和みました。さて、そんな今週のニュースです。

 

■ 「飼育員もびっくり」(フリーランスライター西松宏 2019年8月30日)

岡山県玉野市渋川動物園では、ネコタヌキを育てるという珍風景が見られるそうです。建設会社の社員が、河川敷で重機を使って伐採作業を行っていたところ、誤ってタヌキの巣を壊してしまったことが始まりでした。

その際の衝撃で母親タヌキは逃げてしまったようで、逃げ遅れた子タヌキ(当時 生後2か月ほど)は、建設会社社員によって、動物園に連れて来られました。

動物園でも対応に頭を悩ませましたが、ここで偶然が重なったのです。

子ネコを生んで数か月の母ネコが、子タヌキを見つけて授乳を始めました。なんでも、この母ネコ、過去は数匹を生み育てたものの、今年は1匹しか生まなかったため、お乳が張っていたこともあり、子タヌキの鳴き声を聞いて母性本能が働いたと思われます。

引き離されたタヌキの親子は不憫ですが、こうしてを越えて助け合う命の物語が生まれたのは素晴らしいことだとも思います。このニュースを見ると、動物が人間に教えてくれる何かがある、そんな気もするのです。

動物園によると、子タヌキに触れられるのは小さな間だけとのこと、見てみたいという方は、速めに渋川動物園までどうぞ。

 

■ 「珍種のカビ、自由研究で散策中の小学生が発見」(毎日新聞 2019年8月29日)

夏休みも間もなく終了、ということで、怒涛の子どもネタ3連発です。

昆虫の死骸に生える珍しいカビ「スポロディニエラ・ウンベラータ」新潟県十日町市で発見されました。発見したのは、なんと小学生です。

夏休みの自由研究で森を散策中だった小学生が、体長4センチのエゾセミの死骸の上にはおびただしい数の直径約2ミリの茶色の球形を発見し、何だろうと思い、連絡したのがキッカケだったと言います。筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所によれば、これだけ見事に成長したものは珍しく、新潟県では初の発見でした。

子どもが自然に触れ、「何だろう?」と素朴に思ったからこその発見、お見事です。

 

■ 「『あおり ダメ 絶対』中学2年の男子生徒が」(まいどなニュース 2019年8月28日)

愛媛県の中学2年生の男子生徒が、夏休みの宿題で書いたポスターが話題です。

白い車を道路に停めて凄みをきかせながら歩いてくる男と、傍らでその様子をガラケーで撮影している女。そして「あおり ダメ 絶対」の文字。もう何のネタかは分かると思いますが、時事ネタを盛り込んだポスターでした。

そして細かい描写も盛り込まれています。前で塞いだ外国車風の白いクルマのナンバーは、230と描かれています。実際の事件のナンバーとは異なりますが、230を解読すると・・・分かる人には分かると思います。

中学生なりの風刺ポスター、とても良くできていると思います。そして我々大人は、こんな風に子どもから白い目で見られないよう、自分を律しないといけませんね。

 

■ 「小学生の自由研究『ハローマック跡地調査』が話題」(Jタウンネット 2019年8月28日)

小学校6年生の行った自由研究は、ハローマック跡地がどうなっているかを調査するというものです。

言われてみれば、一時期道路沿いに「ハローマック」という玩具店をよく見ましたね。最近見掛けないと思ったら、2008年にすべて閉店されていたそうです。

この研究を行った小学校6年生の男の子は、実際に店舗跡地を訪れ、ラーメン屋や葬祭会館、靴屋などに変わったことを確認するだけではなく、その跡地の壁などに「ハローマック」時代の名残を探す徹底ぶりで、「ハローマック」愛を感じます。

といっても、本人が生まれた頃には「ハローマック」は姿を消しており、研究にあたっても「自分は行った事がありませんが、(行きたかった)せめて、跡地を調べようと思いました」と前置きしてあるところも誠実で良いですね。

 

いかがでしょう。桃太郎の鬼が悪いかどうかなど、子どもの視点や発想は自由で面白いですよね。こうした着眼点や関心を削がず、大切に育てていくことで、型にはまった大人には見えない何かが芽生える可能性があります。

担任の先生の評価ももちろん大切ですが、今の時代はSNSの発達で、気軽に発信・閲覧できる時代ですから、たくさんの目で評価したり、意外な繋がりが生まれたりという可能性を秘めていると思うのです。以上、今週の「気になるニュース」でした。