諸国銘菓を江戸で買う25 マドレーヌ?

8月7日 水曜日 諸国銘菓を江戸で買う25

 

こんばんは。

 

今夜の「諸国銘菓を江戸で買う」は、高知県の銘菓です。

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先日、我が家の父が親戚の法事で高知県に出掛け、帰りに土産で買ってきました。父は高知県出身なのですが、昔からある菓子だとのこと。食べてみると美味しかったので、都内で販売されていないか確認したところ、銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」にて103円(税込)で販売されていました。

 

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その名も「かんざし」というお菓子なのですが、洋菓子のマドレーヌのようでありながら、どこか和菓子のような食感でもあり、なんとも不思議です。

理由は、メーカーである菓舗浜幸さんのHPに記されています。焼く前の「かんざし」はマドレーヌのような生地ながら、この旨みを凝縮するために、ホイル焼きにしているからだとか。その結果、マドレーヌのようでマドレーヌぽくないのですね。

 

ちなみに、この「かんざし」という名前は、よさこい節の一節に因むものだそうです。わたしは故・ペギー葉山さんの「南国土佐をあとにして」に含まれるよさこい節に馴染みがありますが、累計200万枚の大ヒットとなった同曲がペギー葉山さんにより歌われたのが1959(昭和34)年、このお菓子が発売されたのが1962(昭和37)年といいますから、そのヒットと繋がりがあるのかと思います。

 

ちなみにこの包装に描かれたイラストは、かっぱの絵で一世を風靡した漫画家、清水崑氏の手によるものと紹介されています。清水崑氏といえば、黄桜酒造のCMに登場する初代かっぱを描いたことでも知られます。同氏は長崎県の生まれですから、どのような縁で「かんざし」のイラストを描いたかは不明ですが、趣がありますね。

 

肝心のお菓子ですが、最初に紹介したように、マドレーヌのようで、さらにしっとり、ホロホロという表現が適している気がします。高知県特産の柚子の風味も加わり、とても美味しいお菓子です。スティック状に食べやすく工夫もされていますので、興味ある方は是非一度、お試しください。以上、「諸国銘菓を江戸で買う」でした。