MASA日記

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温故知新18 生活スタイル

6月17日 月曜日 温故知新18

 

こんばんは。

 

国民的アニメと言われるサザエさんを見ていると、違和感を覚えることがあります。カツオたちは野球よりサッカーをする回数が増えたり、話が現代的になったりする一方、登場人物(特に波平さんとフネさん)は現代の同年齢の人より老けていますし、テレビ電話は昭和の早い時代で止まっています。そのズレが違和感の理由です。

 

そんなサザエさんで、よく登場するシーンに、買い物があります。夕方の献立を考えながら、腕に買い物袋を引っ掛けたサザエさんが、商店街を歩くのです。八百屋や魚屋を通るたび、購入したものを買い物袋に入れて帰ります。

これは一時期、いまだに買い物袋を持参してるなんて、違和感があるなと思っていましたが、昨今、マイバッグを持参して買い物に出掛けることが日常化してくると、一周回って現代的な描写に見えてくるのです。

2020年までにレジ袋有料化が検討されていますが、今後益々、買い物にはマイバッグを持参するという流れが加速することでしょう。

加えて、プラスティックゴミの環境温泉問題が喫緊の課題と言われる中、まるで八百屋や魚屋の如く、スーパーでも過剰包装をやめ、裸で陳列することも増える気がします。

 

こうして考えたとき、一周回って現代的なことは、他にもあることに気づきます。

たとえば、過疎地域や高齢者宅に、弁当や食材、日用品を届ける移動販売がそれです。ネットで注文して宅配を待つ若い世代と異なり、現物を見定めて購入したい、誰かと触れ合っていたいという高齢者にとって、遠方まで買い物に出る必要が無い点で、移動販売は合理的でしょう。わたしがまだ小学生(昭和末期)の頃は、生協さんの移動販売車が週に2回、町内の公園に来ていました。他にも、豆腐屋さん、ロバのパン屋さん、竹竿屋さん、(もう一つ書こうとしたら、徳島県限定だったようなので省きます)など、販売する側が移動してくるスタイルが、一定程度定着していました。

買い物難民と言われる高齢者たちが移動販売で救われるならば、その延長線上で、高齢者によるクルマの暴走事故も減少させられるかもしれません。

 

他にもあります。わたしの生まれ故郷、徳島県のローカルテレビ局、四国放送日本テレビ系列)では、1971年から40年近く、朝の情報番組「おはようとくしま」が放送されていました。その中の一つのコーナーに、「お譲りします」というのがありました。

テレビという媒体を介して、不要になったものを譲りたい人と、それを必要とする人を繋ぐ内容です。そこでは、商品の状態がテレビに映し出され、アナウンサーが商品の説明や、譲る人からの手紙などを紹介します。

媒介がテレビからネットに移行したものの、ジモティーなどはこの現代版です。

 

こうして見ると、実は古臭くなっていた生活スタイルが、一周回って現代的で合理的だということに気づかされることがあるのです。よく、昔の人の生活の知恵は大切にするよう言われましたが、無いものを求めるのではなく、ある状況でいかに生活するか、その想像力のヒントは、実は昭和の時代にあったりするかもしれませんね。

まさに、温故知新といったところでしょうか。