MASA日記

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乗り物117 バスのはなしvol3 新型バス続々

6月11日 火曜日 乗り物117

 

こんばんは。

 

今夜は久々、「バスのはなし」シリーズです。

ここ最近、東京都営バスではフルフラットバスの導入が進み、エルガやブルーリボン・レインボーなどが大多数というつまらない状況にも、少し変化が起きています。

フルフラットバスについては以前、このブログでもご紹介しました。

 

こうした中、各メーカーからは新型バスが登場しています。

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日野自動車のホームページから写真拝借しておりますが、最初に見たとき、新型の路面電車かと見紛うほどの長さです。名前は「日野ブルーリボン ハイブリッド連節バス」ですが、全長18m近くに及ぶ巨大な路線バスです。

特に都会では、多くの人を運ぼうとすれば、便数を増やす必要があります。そのためには、バスを多く抱え、それを運転するドライバーを抱える必要がありますが、ご存知のとおりバス業界も人材不足です。そこで発想を転換し、便数やバスの台数を増やさず、1人のドライバーで2台分の人員を輸送できる連節バスが登場するわけですね。

千葉県の幕張などでは見慣れた連結バスも、国産メーカーの車体はありませんでした。日野自動車いすゞ自動車が共同開発した連節バスのメリットは、多くのバス事業者が導入しているいすゞエルガや日野ブルーリボン・レインボーといった国産バスと操作系に共通点があるため、海外メーカーのバスのように操作系に戸惑うことが無い、というところにあるようです。つまり、この連節バス、乗客も大切にしますが、どちらかと言えばバス事業者にメリットを訴求している気がします。

 

路線バスだけではありません。高速バスでも事情は同じようです。

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先日の仙台出張は、バスタ新宿から高速バスに乗りましたが、仙台行バスを待っていたところ、D-10乗り場を使い「訓練」と書かれたJR関東のバスが入ってきました。

これは、欧州製の新型2階建バス「アストロメガ」です。

エンジンはスウェーデンスカニア製、車体はベルギーのバンホール製で、日本のはとバスが共同開発したもので、2016年に登場しました。

はとバスなどの観光用としては既に走っていますが、ジャムジャムエクスプレス(東京都江戸川区)が昨年春から夜行バスに導入し、高速バス業界でもこの車両を見る機会が増えました。高速バス業界で、この2階建バスが増えている理由は、やはりドライバーの確保と輸送力向上という相反する要請を、一度に解決する目的です。

通常の高速バス車両と比較して約1.6倍の輸送力(ジャムジャムエクスプレスの場合)を持つ「アストロメガ」を、2台で運行した場合、2台で3台分以上の輸送力を確保できますし、運転手は(交代要員含めても)2台分で足りるので、一石二鳥なのです。

 

路線バス、高速バスともに事情は同じです。ただ、どうしても車体が巨大化しますので、特に連節バスのような車両が都市部を走ることが適するのか、いささか不安も感じます。くれぐれも事故無く走ることが第一ですからね。

 

新幹線から2階建車両が消え、加速・減速やカーブ走行性能を上げて増便に舵を切る中、バス業界は車両大型化で対抗する。時代の流れを反映していると思います。