温故知新17 警察

6月10日 月曜日 温故知新17

 

こんばんは。

 

わたしが小学生の頃、近くの駐在所の警察官が、駐在所の前や通学路などに出て、地域の安全を見守ってくれた記憶があります。田舎の駐在所ですから、何事も起こらない平凡な日々が過ぎて行くのですが、それでも毎日見守る駐在所の警察官は、地域の住民にとって安心・安全・安寧に大きな役割を担ってくれていました。

 

そうした中、最近、気になる記事を見つけました。2019年5月30日付SPA!「『ヒドすぎる職質』が急増中」というニュースです。

詳細はそちらの記事をお読みいただくとして、要点は以下のとおりです。

・最近、都内を中心に、酷い職務質問を受けたという声が増加している

・その背景としては、来年の東京オリンピックパラリンピックへの警戒がある模様

・現場の警察官に職務質問の経験を積ませることが目的ではないか

・また、職務質問強化キャンペーンが実施され、ノルマが課せられるとのウワサもある

・ノルマ未達は有給取得や出世・給与にも影響するため、質問しやすい人に職質する

・結果、無辜の市民がまるで”実験台”のように職務質問される状況があるのではないか

 

わたし自身は職務質問を受けた経験がありませんが、中野区を歩行中に、何度か職務質問を受けたであろう男性が警察官相手に「何回目なんだよ!」とキレているのを見掛けたこともあり、もし何も身に覚えが無ければ、不満に思うのは当然でしょう。

よもやこの記事のとおりだとは思いませんが、いくつかのケースを読めば、実際にそういうこともあるのかな、という気にもなります。

 

そんな中、職務質問とは話がズレますが、先日、ある交差点で信号待ちをしていました。わたしの横にはパトカーが停止していました。

大通りが交差する交差点、交差する道路はになり、右折専用信号が点灯、右折車両が列になって右折していました。2列ある直進レーンの直進車は停車している中、右折専用レーンの車両の間に自転車が1台、しかも右折せずに直進で横切りました。

自転車は、止まっている直進車両が邪魔なので、右折レーン側に入り、赤信号を直進で横切ったという状況です。わたしは当然、横にいるパトカーが呼び止めるものと思いましたが、追うことも、注意することもせず、パトカーは青信号で直進しました。

そもそも原付さえ二段階右折が必要な交差点で、自転車が右折レーンにいること自体に問題を感じますが、さらには右折信号の間に直進したことは違反でしょう。最近は自転車が車両という意識が強まっている中、そうした危険な行為に対して、厳しく接する必要があると思うのですが、そのパトカーは、おそらく意図的に見逃しました。

一方で、一時停止のラインを越えて止まったり、タイヤの静止が不十分、交差点内での車線変更など、自動車に対しては厳しく取り締まりますよね。

こうした状況を見ると、お金になる、あるいはノルマ達成に繋がることには真剣に取り組むものの、そうではないことには時間を掛けないということが、もしかすると現実にあるのではないかと疑いたくもなります。

 

話は戻って、職務質問にもこうしたノルマや、あるいは経験値を高めるための”市民を使った”訓練があるのならば、やはり問題ありと言わざるを得ない気がします。

もっとも、わたし自身は経験がありませんし、週刊誌ネタなので、ある程度盛っている可能性を考慮したとしても、そうであって欲しくないと思うのです。

 

警察官は営利企業とは異なり、公務員です。社会の安全や法の秩序を維持し、治安を維持するという立派な職業であり、多くの一般市民の心強い味方である職業です。職務質問が刑法犯検挙の大切な糸口であることからしても、その経験を積むことが大切ですが、くれぐれも記事に書かれたような実態が無いことを願うばかりです。

 

何事も無い平凡で平和な日々の番人として、警察官がお務めを果たしていた昔をふと、思い出したのでした。