歌謡曲69 Acid Black Cherry

5月30日 木曜日 歌謡曲69

 

こんばんは。

 

今夜ご紹介するのは、Acid Black Cherry(以下、略称ABC)です。

このブログでは、多くは1980年代を中心とした歌謡曲をご紹介していますので、その層の方には馴染みが無いかもしれません。まずは、ABCについて簡単に説明します。

 

Janne Da Arc(以下JDA)というビジュアル系ロックバンド(2019年4月1日解散)のボーカリストであったyasuさんが2007年に始動させたソロプロジェクトがABCです。

しかし現在、ABCは活動を実質的に休止しています。休止せざるを得ないというのが正しいかもしれません。yasuさんが出血性声帯炎頸椎損傷、それに伴う複合的な症状の併発などで治療に専念せざるを得ない状況が続いているためです。

 

わたしは正直、ビジュアル系ロックバンドには興味が無いのですが、ABCが手掛ける「Recreation」というカバーアルバムシリーズが好きです。ここで、このブログが中心とする1980年代との接点ができることがお分かりいただけると思います。

現在4作が発売されている「Recreation」シリーズですが、どれも名曲揃いです。

 

まず、男性が女性ボーカルの曲を、女性が男性ボーカルの曲をという意外性もあり、一時期はそうしたカバーが流行りましたが、ABCは男性曲も女性曲もカバーしています。これを可能にしているのは、yasuさんの幅広い音域にわたる声があるからでしょう。

 

加えて、ABC的なアレンジは加えているのですが、原曲にかなり忠実にカバーし、とても丁寧に歌っているところも好印象です。もちろんオリジナルがベストだとは思いますが、このカバーなら有りだな、と感じるのです。そして、オリジナルを知らない世代の若者には、カバーから入ってオリジナルを聞いても馴染みやすいとさえ思います。

 

特に、他の歌手があまりカバーしない曲にも挑戦しているところも好印象です。その中から、いくつかわたしが好きなカバーをご紹介します。

■ Recreation1

恋一夜(工藤静香

モノクローム・ヴィーナス(池田聡

心の色(中村雅俊

■ Recreation2

ジュリアに傷心(チェッカーズ

かもめが翔んだ日渡辺真知子

■ Recreation3

愛を語るより口づけをかわそうWANDS

少年時代(井上陽水

■ Recreation4

星空のディスタンス(The ALFEE

私はピアノ(高田みづえ

Tomorrow never knowsMr.Children

 

いかがでしょう。どれも一時代を彩った名曲ですし、多くの方が口ずさめる曲なのに、何故だかカバーはあまりされていませんよね。

こうして名曲を蘇らせる「Recreation」シリーズと、その仕掛人であるyasuさんの歌唱力に、わたしは拍手を送りたいのです。

 

現在は療養に専念中ということで、ひとまず早く元気になって欲しいですね。