MASA日記

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おとなの学習帳24 言葉

5月23日 木曜日 おとなの学習帳24

 

こんばんは。

 

5月6日付のNEWSポストセブンに、興味深い記事がありましたので、ご紹介します。

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この生き物の絵を見せて、なんと鳴くか尋ねれば、ほとんどの方が「にゃ~」と答えることでしょう。猫は「にゃ~」と鳴く、これは一般的な理解だと。

しかし、これは現代において一般的であっても、過去の日本では違ったそうです。猫の鳴き声を表現するとき、平安時代ねんねん鎌倉時代「ねうねう」だったとか。そこらへんにいる猫の鳴き声の、どこをどう聞けば「ねんねん」「ねうねう」なのか、さっぱり理解できませんが、その時代にはそれが一般的だったのです。

これが「にゃ~」へと変化したのは、ペットとして飼われ始めた江戸時代のようですから、それ以前の時代の人々は、猫という生き物とあまり接点が無かったため、鳴き声についても曖昧な表現だったのかもしれません(憶測ですが)。

 

ということは、この生き物はどうだったのか、気になったので調べました。

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多くの方にとって一般的であろう「わん」が、犬の鳴き声として定着したのは、これもまた江戸時代だそうです。それ以前は、「う゛ぃよ」と表現されていたという説があります。平安時代の「大鏡」なる作品では、「ひよ」と表記されており、当時は”は行”を「ふぁ ふぃ ふ ふぇ ふぉ」と言っていたこと、濁音も清音表記されていたことを合わせれば「う゛ぃよ」に辿り着くとか。猫の「ねんねん」よりは近い気もしますが、なんだか歯切れも悪く、やはり「わん」だよな、と思ってしまいます。

 

さらにずっと解せずにいたのがこの生き物です。

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童謡「鳩ぽっぽ」は、そのタイトルどおり、「ぽっぽっぽ」と表現されています。この歌ができたのは明治時代だそうですが、「ぽっぽっ」は無理やり感があり、やはり「クックー」あるいは少し濁って「グルックー」と聞こえます。

これは街中にもよくいるドバトの鳴き声ですが、わたしにとっては、不思議な鳴き方をするキジバトの歌うような(「クークルッククー クークルッククー クークク♪」と聞こえます)鳴き声の方がポピュラーです。到底「ぽっぽっぽ」には程遠い表現です。

 

こうして見ると、時代により、あるいは生き物と人間の距離感により、同じ鳴き声を出しているはずの生き物であっても、言葉の表現が異なることは面白いです。

他にも探せば、時代とともに表現が異なる生き物がたくさんいるのでしょうね。日本語、古典、とても興味深いと思います。