MASA日記

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乗り物115 在来線のはなしvol14~特急・富士回遊について~

5月21日 火曜日 乗り物115

 

こんばんは。

今夜も先週に続き「在来線のはなし」ですが、JR中央線富士急行線を直通運転する特急「富士回遊」(2019年3月16日デビュー)について書きます。

改元もあった大型連休の前半のある日、山梨で一人暮らしをする親戚の子と、新宿で食事をしたのですが、その際に困ったことがいくつかありました。

 

■ 富士回遊について

まずは、特急「富士回遊」について、簡単に纏めておきます。

2019年3月16日のダイヤ改正で登場した新特急で、新宿を発着し、大月からは富士急行線河口湖駅まで直通運転しています。1日2往復が設定されており、新宿から富士山エリアの玄関口・河口湖駅最速1時間52分乗換無しで結ぶことから、富士山エリアの観光の足として大いに期待される特急だと思います。

使用される車両は、中央線の特急「あずさ」「かいじ」にも使われるE353系ですから、最新車両で快適に、そして速く、富士山の麓に行けるのです。

そんな「富士回遊」の困ったことを、以下に書いてみます。

 

■ 富士回遊の問題点

①「座席未指定券」の不明瞭さ

これは「富士回遊」というより、中央線に導入された着席サービス全般についてです。親戚の子は、なにせ電化0mという徳島県から上京してきており、電車生活にも不慣れですから、前もって指定席特急券を購入していました。

しかし、いざ乗車し、自分の券面に書かれた座席に行くと、知らない男性が着席していたそうです。結局、不慣れも災いし、その男性にも声を掛けられないまま、その男性が下車した大月まではドア付近で過ごしたと言います。

なぜその男性がその席にいたのかは不明ですが、一つ考えられるのは「座席未指定券」の存在では無いでしょうか。乗る列車が決まっていない場合に、座席指定を受けずに乗車できる点で、フレキシブルな対応が可能なメリットがあります。

「座席未指定券」の不明瞭さは、いざ、乗る列車が決まった後に、みどりの窓口や券売機で、追加料金不要で座席指定を受けること「も」できる点だと思います。逆に言えば、座席指定を受けないまま、空いている座席に座ることも可能なのです。

 

②表示ランプの分かりにくさ

したがって、空いている座席に座り、もし指定券を所持する人が来れば譲る、空席が無ければデッキで立つというルールなのですが、その分かりにくさを助長しているのが表示ランプだと思います。

座席上方に設置されたランプでは

赤色=空席

黄色=指定席券発売済(現在は空席でも、後から指定券を所持した人が来る)

青色=指定券発売済

を示しています(JR東日本のリリースによる)。

これ、感覚的なものなので、わたしだけかもしれませんが、では無いでしょうか。赤という色は、信号でもそうですが、何かを止める、危険を知らせるという意味があり、この席は利用できませんという印象を受けます。

反対に、青という色は、信号ならば通過可能であったり、何かを許容する意味に思えます。頭上ランプが青色ならば、”空席なんだな”と思って座ってしまいそうです。

しかし、実際には青色ランプは「指定席券発売済」なので、人が来てしまいます。

 

「座席未指定券」という曖昧なルールの券がある上、車内の表示ランプが混乱を招きそうな(と思っているのはわたしだけかもしれませんが)配色とあってか、外国人観光客も多い富士山エリアを走るこの特急では、「座席未指定券」を巡るトラブルが、ネット上でも報告されています。これは要改善では無いでしょうか。

 

新宿駅到着時の表示の分かりにくさ

そんな不慣れな親戚な子が、世界最大の利用客数を数える巨大ターミナル駅・新宿に降り立つので、少しの不安も与えたくないと思い、わたしは早めに新宿駅に着きました。

が、いざ到着間際になって、中央線ホームを見渡しても、「富士回遊」なる電車の到着を示す電光掲示は見つかりません。残り数分で到着というとき、さすがに焦って駅員の方に尋ねると、「〇番ホームですよ」とだけ教えてくれました。

ちょうどそのとき、遠くにE353系が、そのホームに向かって進入するのを見たので、すぐさま移動したのですが、そのホームの表示は「かいじ」と書かれていました。おそらくは大月での連結・切り離しがあるのでしょうが、「富士回遊」という直通特急で到着すると思ったわたしにとって、「かいじ」表示だけでは気づきませんでした。

ホームで出迎える人などあまりいないのかもしれませんが、やや不親切に感じました。

 

デビューして数か月ですが、改善点はいくつかありそうです。

今日は新特急「富士回遊」についてのネタでした。