MASA日記

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マニアな小ネタの世界88 歴代中日ドラゴンズを振り返るvol3

3月22日 金曜日 マニアな小ネタの世界88

 

こんばんは。

プロ野球はいよいよ来週開幕しますが、我が中日ドラゴンズの2019年は果たしてどうなるのか、気になるところです。その1週間前ということで、今夜のマニアな小ネタの世界も「歴代中日ドラゴンズを振り返る」第3弾をお届けします。

 

今夜のテーマは「新人監督」の戦績です。今年、中日ドラゴンズは、OB与田剛新監督を迎えて再出発します。新監督(除 再登板)の戦績は果たしてどうなのか、過去の歴史を振り返ります。但し、わたしがファンになった1980年以降のデータです。

1981(昭和56)年 近藤貞雄 5位

1984(昭和59)年 山内一弘 2位

1987(昭和62)年 星野仙一 2位

1992(平成  4)年 高木守道 6位

2002(平成14)年 山田久志 3位

2004(平成16)年 落合博満 1位

2014(平成26)年 谷繫元信 4位

2017(平成29)年 森 繁和 5位

Aクラス4人、Bクラス4人と綺麗に分かれていますね。

生え抜きでは、星野仙一氏と高木守道氏しかいませんので、あまり参考になりません。

中日ドラゴンズでの選手歴があるOBで見ると、Aクラス2人(星野仙一氏、落合博満氏)、Bクラス3人(近藤貞雄氏、高木守道氏、谷繫元信氏)で、どちらかと言えば初年度Bクラスの方が少し多いです。

投手/野手別で見ます。与田剛新監督は投手です。投手出身監督ではAクラス2人(星野仙一氏、山田久志氏)、Bクラス2人(近藤貞雄氏、森繫和氏)で分かれます。

こうして見ると、少なくとも中日ドラゴンズの新監督に関しては、過去のデータから傾向を探ることは難しいというのがわたしの結論です。

 

過去の監督で優れた戦績を残したと言えば、星野仙一氏と落合博満氏が特徴的です。いずれも個性的で、逆方向のベクトルを持つ両者ですが、戦績は良好です。

世紀の大トレードでチームにを入れた1987年、血気盛んだった星野仙一氏率いる中日ドラゴンズは、闘う集団として勢い溢れる戦いぶりで初年度2位を飾ると、翌年1988年は優勝しました。乱闘も辞さず、選手引き上げも辞さずの星野仙一氏の野球は、現代には合わないでしょうが、劇場型興行という面では魅力的でした。ちなみに星野仙一氏は、2期目でも大豊・矢野という主力を放出し、関川・久慈というナゴヤドーム型野球に適合する選手を迎えるというトレードを行っています。

一方の落合博満氏は、「現有戦力の底上げで優勝する」との宣言どおり、いきなり優勝を飾り、以降1度のBクラスも無かったことは記憶に新しいでしょう。選手の補強も最低限、ひたすら現有戦力の底上げと、レギュラー固定で戦う姿は不気味でした。星野仙一氏が若手積極器用だったのに対し、落合博満氏はベテラン重用型と言えるでしょう。自身も40代まで現役だったことも影響しているのでしょうか。

 

では、与田剛新監督が、星野・落合両氏のいずれに近いか。

投手出身であること、星野監督時代の選手であることだけを見れば、与田新監督は星野監督に近い監督になる気もします。

しかし、その就任にあたっては「現有戦力の底上げを図って」と述べていました。この点は、落合博満氏の考え方に通じる点があると思いますが、違うとすれば、その前年度の成績でしょうか。落合博満氏の場合、前任の山田久志氏の時代も戦力的に悪くはありませんでした。あと一皮剥けば確実に優勝争いできる確信があったのでしょう。しかし今は目下6年連続Bクラスの中日ドラゴンズです。一皮で足りるのか不安です。

外部からの戦力補強で刺激を与えるかと思えば、ここは意外に消極的でした。ドラフトで根尾昂選手を引き当てたこと、昨年の投手の柱ガルシア選手の抜けた穴を埋めるべく、ロメロ投手を補強したこと程度で、他は動いていません。

正直、もう少し投手陣は補強しても良い気がしますが、野手陣は根尾昂選手がカンフル剤となり、特に内野手中心に、埋もれていた若手が成長しています。また、わたしが顔つきだけで推していた加藤匠馬捕手が見出され、1軍確定の予感です。このあたりは新首脳陣になって良かった点でしょう。

気になるとすれば、過去に落合博満氏が「このチームは野手が監督になった方が良い」と語っていたことです。その真意は不明ですが、落合博満氏の監督時代の話をいくつか総合すれば、「野球は確率論」であり「いかに相手より1点でも多く取って勝つか」の勝負ながら、「野手はなんぼ打っても3割5分」だから「0点で抑えりゃ負けることは無い」ということを「オレは野手だったから」感じているとのことでした。

つまり、セ・リーグで一番広いナゴヤドームを本拠地とする以上、守り重視の野球の方が勝つ確率、ひいては優勝確率が上がることを、野手出身の落合博満氏は考えていたのでしょう。たしかに言われてみると、投手出身の星野仙一氏は、超攻撃型オーダーを好み、ナゴヤドーム元年の1997年に最下位に沈んだのを機に、守り型に変革しました。

このあたり、投手の目、野手の目が逆になる点が面白いです。

与田剛新監督は投手出身、しかも昨年後半から打線活発で固定できる状況です。一方で、この打線のメンバーの守備力を見ると、左翼のアルモンテ選手、二塁の高橋周平選手、三塁の福田永将選手、捕手と、守備に目をつぶって打力に期待という感じです。与田剛新監督が、打力を落としても守備力重視に舵を切るか、恩師・星野仙一氏同様に、1点取られても2点取れば勝つ!と積極策に出るか、わたしは後者に近いと思います。

したがって、戦力補強や基本的な考え方は落合博満氏に近い思考を持ちながら、ドラフトの根尾昂選手の入団や、打線好調の流れから、星野仙一氏的な打力重視の起用をせざるを得ないというのが現状かと思います。

 

ここまで3回にわたり、過去のデータに基づく中日ドラゴンズの話をしました。