温故知新7 24時間

2月25日 月曜日 温故知新7

 

こんばんは。

2月もついに最終週に突入しました。今日は国公立大学2次試験ですね。関東地方は間違いなく春が近づいている陽気になりましたが、受験生の皆さんにも春が訪れると良いですね。努力はきっと報われますよ。

 

さて、最近、コンビニエンスストア営業時間短縮を巡って、加盟店が本部と対立していることが話題となっています。

このオーナーは、午前1時~6時を閉店した理由について、「人が足らず(店が)回らない。時給を上げるのも限界がある」と語っているそうです。人手不足を補うためには、オーナー自身が働かざるを得ず、このままではオーナー自身が倒れる危機感を抱いたため、今回の措置に踏み切ったと言うのです。

これに対して本部側は、24時間営業が原則だとして、契約解除も視野に入れながら、早期に24時間営業に戻すことを求めています。

 

思い返せば、いつの間にコンビニエンスストアは24時間営業が当然となったのでしょうか。わたしが幼い頃は、夜間は閉店していた記憶があります。最大手のセブンイレブンも、その名のとおり当初は7時~23時が営業時間だったのです。どこで24時間営業が常態化したかは分かりませんが、一説では、夜間営業をすることで昼間の売上にも好影響が出たという話もあるようです。

いずれにせよ、利用者としては、どのお店に入ってもほぼ同じ商品があり、なにより24時間開いている安心感はありますよね。

 

したがって、すっかり24時間営業が当然となった今、おそらくは契約上も24時間営業を前提としているのでしょうから、それに反しては困るという本部の言い分は、法的に見れば筋が通っていることなのでしょう。

 

但し、人手不足が深刻な昨今、現在働いてくれている従業員を抱えておきたい意向から、ファミレスなど様々な業界で24時間営業を廃止したり、百貨店がお正月をしっかり休むといった方向に舵を切り始めています。コンビニ業界にも、その波が立ち始めたということなのでしょう。

 

企業(本部)側から見れば、ブラック企業というレッテルを貼られたくない(コンビニがブラック企業だと言っているわけではありません、一般論です)、従業員が辞めると困るという後ろ向きな理由から、現場の声に妥協しているのかもしれません。

しかし、当然ながら人間は24時間働き続けることは不可能です。もっと前向きに捉えるならば、ESあってこそのCSではないかとさえ思います。

自分の会社、職場が好きならば、自ずと活き活きと働きますし、自分の企業の名に泥を塗るようなことはしません。そのどこからともなく溢れる笑顔活気は、生身の人間である以上、お客様に伝わり、結果的にリピーターにもなるはずです。

 

もし現場が疲弊し、不満が出るときは、人間が人間らしく、楽しく明るく活き活きと仕事ができるようESを高めることが、実はCSへの近道なのではないかと、わたしは思っています。CSのために従業員を犠牲にした企業は、そのツケが来るのかなと。

 

その意味で、今回起きている問題提起は、いくら法的に筋道が立ったとしても、商売は人あって成り立つという原点を見つめ、協同して解決できるよう進めば良いな、と思いながら見ているのですが。果たしてどのような結末を見るのでしょうか。

 

人、大切にして欲しいですね。わたしは壊れて働くのは嫌です。請われて働きたいです。