MASA日記

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歌謡曲62 大晦日の2大歌番組を振り返る

1月3日 木曜日 歌謡曲62

 

おはようございます。

今年から、木曜日は「歌謡曲」と「おとなの学習帳」を交互に更新しますが、新年最初の木曜日は「歌謡曲」です。2019年になったばかりですが、2018年大晦日の歌番組を見た所感を記しておこうと思います。

 

■ 番組リレー

かつて大晦日と言えば、TBS「輝く!日本レコード大賞」からNHK紅白歌合戦」へのリレーだったのですが、それは昭和の時代の話です。「紅白歌合戦」が19時台スタートの2部制となり、後に「レコード大賞」が30日に引っ越すことで、このリレーは無くなりました。しかし、そうした今もしぶとく、いや、むしろ存在感を増しているのがテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」です。2018年は16時から6時間の長時間番組でした。

紅白歌合戦」が、歌を聴かせるよりざわつきの様相を呈している昨今、これを嫌う視聴者がテレ東に流れているようで、視聴率も年を追うごとに微増しているといいます。「紅白歌合戦」に対して、歌番組で真っ向勝負を挑むテレ東の芯の強さを感じますね。

実は一昨年までは、あくまで「紅白歌合戦」を主体に考え、紅白歌合戦開始までの繋ぎで「年忘れにっぽんの歌」を視聴していましたが、昨年は「年忘れにっぽんの歌」を21時まで視聴して終了後、「紅白歌合戦」に切り替えました。

その結果、個人的にはこのリレーがピタリと的中した印象です。満足度高かったです。

 

年忘れにっぽんの歌

この番組にあって「紅白歌合戦」に無いものは、往年のヒット曲が目白押しであることです。わたしは年の割に、昔の歌をよく知っている方ですが、余計なトークも変な企画も無く、ひたすら歌手が出てきて歌うを繰り返すだけの番組です。

特に高齢な方にとっては、騒がしく落ち着かない「紅白歌合戦」よりも、歌をゆっくり聴かせてくれるコチラを好む方は少なくないだろうと、改めて思いました。

大ヒット曲をじっくり聴ける良さはもちろん、ああ、一発屋だったけどこの歌流行ったよな”とか、”この人まだ歌ってたんだ”とか、中には歌以外の部分に興味津々な方(髪の毛は被ってるんだろうか・・・整形に失敗したのだろうか・・・立ってるのが精一杯だが最後まで歌い切れるだろうか・・・云々)まで、気づけば夢中で見ていました。

さらにテレ東、字幕で歌手名を出す際に、なぜか年齢を表示していました。この情報は一切不要かと思ったのですが、”昔見たとき既に(今同様の)おじさんだったけど、今も変わってないと思ったら意外に若かったんだ”という発見やら、うちの両親は”この人デビュー時は年齢サバ読んでたよね””へぇ、(親戚の)〇〇さんと同い年なんだ”など、まったく関係ないところで話が盛り上がるなど、意外なアイテムとして活用できました。一方で、年齢非表示の方もいたので、あるんでしょうね、色々と。

ただ、概ねわたしが知っている曲ばかり、ある意味で豪華なメドレーをじっくり聴けて、非常に満足度の高いままに「紅白歌合戦」へと移行できました。

 

紅白歌合戦

一方の「紅白歌合戦」を第2部からの視聴としたのは、曲順を見た瞬間に、わたしの中では第1部にバッサリ切っても後悔しないと感じたからです。これはわたしの主観ですが、わたし同様にオールド紅白の雰囲気を楽しみたい方にとっては、「年忘れにっぽんの歌」は魅力的に映るので、第1部でソチラに流れることを見越して第1部・第2部を振り分けているとすれば、「紅白歌合戦」の構成に漠然と納得できる気がします。

明るく賑やかな演出が見たい方は、通しで「紅白歌合戦」を見れば良いわけですから。

そして第2部は、2018年大復活のDA PUMPや、ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」のAKB48、昨年デビューで活躍のKing & Princeなどが登場して盛り上げます。

もっとも、”また中継先からか”とか”今年出る必要ある?”とテレビに向かって文句言いたくなる出場者もいたものの、概ね、「紅白歌合戦」ならではの豪華な顔ぶれでした。

中でも気になった方々について所感を。(すべて敬称略です、ご了承ください)

・米津玄師

有名人と言えば、瀬戸内寂聴板東英二、アンジェラアキくらいしか名前が出てこないわが故郷の徳島県出身であることを知り、勝手に親近感を覚えています。

既に地元の友人が夕方、facebookで「ネタバレ注意」の書き出しで、大塚美術館駐車場の写真をアップし、「ここで歌うらしい」と書いていたため、場所は驚きませんでした。2018年を代表するヒット曲、歌はさることながら、ボソボソと低い声で話す彼の様子も興味深く見ていました。

松田聖子

実は、五木ひろし石川さゆり坂本冬美に次ぐ22回の出場歴に、”オマケで出てたような時期も結構あったしね”と冷めた目で見ていましたが、今回は良かったです。

1980年代のヒットナンバー3曲を歌うことで、アイドル時代の松田聖子の凄さを再認識することができたからです。わたしより少し上の世代にとっては輝かしい昔の記憶を蘇らせられるわけで、この方法ならば、数年間はネタ尽きずに出られるでしょう。

・ゆず

わたしはゆずを好意的に見ていたのですが(同い年なので)、年末の重大発表事件で少しガッカリしました。特に所定の時間の公式発表は無かった上に、AmebaTVでの「ざわざわしただろー」のどや顔には、”ちょっと違わないか?”と違和感を覚えました。

そこで発表されたのは、2019年は弾き語りツアーをすることだったわけですが、紅白の中でも”2人だけで””弾き語りで”と、2019年のゆずの宣伝ぽさが随所に見られ、かつての純粋な印象だったゆずの良さが薄れてしまった気がしました。

サザンオールスターズ

まずはきちんとスタジオ登場で生歌唱ということに拍手です。

元号が変わることもあり、「希望の轍」が後だろうと思っていたら、「勝手にシンドバッド」で締めくくった曲構成も、結果的な盛り上がりを見れば良かったです。

トリ・大トリの後に「特別枠」で歌うという(批判的な意見に対する)プレッシャーもあったと思いますが(わたしも出る順番については批判的でした)、サザンワールドで空気を支配したのはさすがだな、と心底思いましたね。

松任谷由実

やさしさに包まれたなら」でのNHKホール登場は、まさにサプライズでした。個人的には、その前にあった数組の微妙な歌手をやめて、ユーミンであと2曲ほど聴きたかったですが。さすが45年以上第一線を走っているだけあり、曲の良さももちろん、エンターテイナーとして魅せる方法を知っている感じでした。

うちの両親はサザン歌唱時に出てきて踊るユーミン”ちょっと前に出過ぎかな”と言っていましたが、あれは紅白を超えたトリのサザンを浮かせず、番組を盛り上げるための、ユーミンなりの配慮なのかとわたしは思っています。

石川さゆり

”ヒット曲も無いくせに何度も同じ歌で出てる演歌歌手”などという心無い言葉もネット上で散見されますが、それはNHKに問題があると思っています。

石川さゆりは現役女性演歌歌手の第一人者であり、ヒット曲も数多くあります。実績、歌唱力からいっても、トリで全く問題無いと思いますが、残念なのは”あの二曲”しか歌わないことです。NHKはなぜそれ以外の選曲をしないのか、不思議でなりません。もしかして”来年は卒業しろよ”という無言の圧力なのかと勘繰るほどです。

2007年以来、交互に”あの二曲”を披露しており、平成の30年間で18回が”あの二曲”とくれば、そうしたネット上の(他のヒット曲を知らない故の?)批判も仕方ないところもあるのかと。それより、前をMISIA、後を嵐で埋められ、サザン歌唱時には少し遠くで見ていた石川さゆりが、今の紅白について行けていないようにさえ感じたのはわたしだけでしょうか。順番で行けば2019年紅白では「津軽海峡・冬景色」のはずですが、紅白のラストに相応しい雪景色演出が今年も見られるのか、不安です。

北島三郎

サブちゃん登場には、出演者総出で盛り上げる、別格ですね。

「まつり」は景気良い曲ですし、82歳にしてなお元気な様子は、見ていて明るくなります。サザン歌唱時も(ノリにはついていけない部分もありましたが)前に出てきて嬉しそうにしているなど、「紅白歌合戦」を盛り上げるという意気込みが感じられました。

 

 

第2部全体を見て、今後の「紅白歌合戦」の方向性を見た気がしました。

坂本冬美や若手演歌歌手の多くを第1部に済ませ、「年忘れにっぽんの歌」がほぼ終了に近い第2部にその年のヒット曲、往年のヒット曲を集中させた構成が一つです。

加えて、第2部でも演歌は限られており、実力・功績から石川さゆりをトリに据えるとしても、MISIAや嵐やゆずといった演歌以外の中堅どころを終盤に固めています。それでは箔がつかないので、幅広い世代が知っていて、長年その分野で活躍するサザンやユーミンを置いて、最後は華やかなお祭り騒ぎで〆るという意図があるのか、と。

冒頭述べたとおり、ヒット曲を落ち着いて見たいわたしとしては、「年忘れにっぽんの歌」から「紅白歌合戦」第2部へのリレーは概ね満足ですし、石川さゆりが別の曲を歌ってくれるならば、今回の「紅白歌合戦」は面白かったと思います。

以上、大晦日の2大歌番組について所感を述べました。