MASA日記

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【特集】乗り物96 もっと評価されるべき平成のクルマたち~スポーツ編~

12月23日 日曜日 乗り物96

 

おはようございます。

平成最後の天皇誕生日ですが、年の瀬の慌ただしさも増していることと思います。3連休の中日、明日はクリスマスと、イベント目白押しという方も多いことでしょう。

昨日から【特集】で「乗り物」を投稿していますが、本日は昨日に続き、平成の時代に生まれたクルマの中で過小評価されているクルマたちを取り上げます。本日はスポーツカー編です。1989年にはマツダ・ロードスター、1990年にはホンダ・NSXなどの新規車種が誕生しましたし、既存車種では1989年の日産・スカイラインGT-Rの復活など、とにかく各メーカーのスポーツカーは活況を呈していました。

ただ一方で、バブルが崩壊した後は、高価格・高燃費・低車高のスポーツカーは敬遠され、排ガス規制による撤退が相次いだ2002(平成14)年まで放置されるという憂き目に遭ったのもまた、この時代のスポーツカーの特徴と言えます。

最近になり、この時代のスポーツカーは再び脚光を浴びていますが、それでも評価が低いと思うクルマもあります。

 

次点 日産・スカイラインGT-R(R33型)

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誕生のわずか10日ほど後、阪神淡路大震災が発生することになる、1995(平成7)年1月6日登場の、GT-Rとしては通算4代目のR33型です。

このクルマの悲劇は、バブル経済が崩壊していたこともありますが、R32型とR34型に挟まれた不運があると思います。先代となるR32型は、16年ぶりとなるGT-R復活に大いに沸きました。後継となるR34型は、スパルタンでマッスルな本来のGT-Rの姿として、事後の評価が上がりました。R33型は、これらの反動を食らった感が否めません。たしかに、ボディの大型化から、スポーツカーの色合いが薄くなった印象を受けましたが、今見ればスカイラインGT-R本流を受け継いだモデルであり、もっと高く評価されて然るべきクルマだと、わたしは思います。

 

第3位 トヨタセリカ(T230型)

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昨日の日産・セドリック/グロリアもそうでしたが、モデルを消滅させた最終型への評価は厳しくなりがちです。この最終型セリカ、T230型もまた、36年というセリカの歴史に終止符を打つという汚名を着せられました。

わたしはこのクルマを所有していました(SSⅡ)が、たしかにハンドルが軽く遊びも多いという点や、サスの硬さなど、気になる点もありました。それでも、今になってスープラは脚光を浴びる中で、セリカの名前を聞かないことに寂しさを覚えます。

やはり当時のトヨタが作るスポーツカーは、スポーツカー”もどき”の扱いを受けやすかったせいでしょうか。先代のT200型で肥大化したボディをスッキリ絞り、ミドルサイズスポーツとして、程よいバランスを保っていたと思うのですが。

多くのスポーツカーが消滅した2002年を超え、2006年までモデルを続けた中でも評価されなかったことが残念でなりません。

 

第2位 三菱・GTO

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1990(平成2)年に登場した、三菱自動車の最高級スポーツカーです。それまでのエクリプスよりも本格派で、鮮やかなレッドのボディカラーが特に印象的でした(もちろん他にもカラーは選択できますが)。

このクルマの誤算は大きく2つあると思います。

1つは、前年登場の日産・スカイラインGT-Rのように、車名復活に光が当たらなかったこと。というのも、GTOという名前は、1970年代にギャランGTOで使用されて以来、およそ15年ぶりの復活だったわけですが、それまでの歴史や、母体となるメーカーファンの数の違いから、GTO復活への期待度は高くありませんでした。

もう1つは、同じく前年にホンダ・NSXが出てしまっていたことです。駆動方式は異なるものの、一見すると低くワイドに構えたデザインは、NSX同様、ロングノーズ+ショートリアという従来のジャパニーズスポーツの定石とは一線を画しています。しかし、NSXを見た後でGTOを見てしまうと、どこか垢抜けず、NSX廉価版のような印象を受けてしまう点で損をしていると思うのです。

こうしてGTOは、11年間というロングサイクルのモデルであったものの、大した評価もされずに1代限りでモデル消滅となりました。

 

第1位 ダイハツコペン(L880K型)

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スカイラインGT-RGTOなどとは、まるで対極にある存在かもしれません。しかしわたしが過小評価されていると思うスポーツカー第1位に選んだこの初代コペンも、れっきとしたスポーツカーと言えると思います。

まず、既にクルマは生活の道具の一つとなり、広くて安くて低燃費なクルマがもて囃される時代にありながら、初代コペンはその時代の流れにまったく逆行しています。

しかも登場は、排ガス規制で多くのスポーツカーが姿を消した2002(平成14)年とあって、そこに新規モデルで登場させたダイハツの尖りっぷりはなかなかのものです。

2名しか乗車できず、お世辞にも広いと言えない室内やトランク、そして軽自動車としては割高な価格でした。しかし、逆を言うと、ユーザーを選ぶクルマでもありました。そんなマイナス要素をして尚、購入しようとする、クルマに趣味性を求める人たちをユーザーとして引き込むことができたからです。

高価格になるには必然の気合の入れようで、ダイハツ本社内の専用エキスパートセンターでの最終手作業による仕上げ、コペンのためだけに残された4気筒エンジン、軽自動車には異例の5層コートなど、ダイハツの本気度はいくつも挙げられます。

ファニーな外観からは窺い知れぬ実力を、軽自動車で達成した凄さに、わたしはもっと賛辞が送られても良いと思うのです。今でも余裕があれば、セカンドカーに持ちたいと思っている1台です。

 

以上、本日の「乗り物」でした。