MASA日記

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【特集】平成30年×おとなの学習帳

12月20日 木曜日 【特集】

 

こんばんは。

曜日テーマに沿って平成の30年を振り返っております【特集】、木曜日テーマは「おとなの学習帳」ですが、わたしが学生時代に習ったことが現代と異なるという話をよく聞きます。特に最近、テレビでも話題の日本史の違いを、比較してみたいと思います。

 

■ 大化の改新

大化の改新虫五匹”と言って、大化の改新は645年であることを記憶しました。しかし、平成30年の現在では646(大化2)年の1月に改新の詔が出されたことに基づき、646年が正しいとされています。”大化の改新虫六匹”と覚えるのでしょうか・・・。

 

 

■ 鎌倉幕府の開府

語呂合わせで言えば、”いい国つくろう鎌倉幕府と覚えた1192年が定説でした。しかし現在、鎌倉幕府がいつできたと断言できず、源頼朝が朝廷に日本全国への守護・地頭の設置を認めさせた1185年をもって頼朝の実質支配が完成、鎌倉幕府のできた年とする教科書が増えているそうです。もはや語呂合わせできませんね。

 

■ 聖徳太子は記載無し

昭和50年代に生まれたわたしにとっては、1万円札と5千円札両方に肖像画が描かれていた聖徳太子は、憧れの存在でした。十七条憲法を作り、遣隋使を派遣し、冠位十二階を定め、たくさんの人の話を同時に聞けたというこの聖徳太子なる人物が、教科書から記載が消えているそうです。なんでも理由は、この聖徳太子という名前は死後の尊称であり、正式には「厩戸王(うまやどのおう)」あるいは「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」とすべきであるという理由から、現在では厩戸皇子として教科書に記載されているのです。あの巨大な1万円札や5千円札の高貴なイメージが、なんだか崩れました。

 

■ 徳川綱吉の評価

徳川家5代将軍の徳川綱吉といえば、生類憐みの令です。財政逼迫を招いた上に、あろうことか動物を崇めるような令で庶民の不信に拍車をかけたという、ダメな将軍のイメージを(少なくともわたしは)持っています。

それが現代の教科書では事情が異なります。仏教にも帰依した綱吉は、生き物の殺生を禁じ、特に犬については野犬の横行が消えたそうです。加えて、戦国時代以来の相手を殺傷する価値観も改められ、野蛮だった価値観が消えたのも、この時代でした。

結果、このダメ将軍と言われた綱吉は、開明な将軍として記載されています。

 

■ 和同開珎ではない

日本最古のお金を問われれば、少なくともわたし世代以上の方は、異口同音に和同開珎と答えるでしょう。708年に製造されたあのお金です。

しかし、そう答えることで、世代がバレてしまいます。それよりも古いお金が発見されているからです。1999(平成11)年に発見された富本銭がそれです。奈良県明日香村の飛鳥池遺跡で発見され、飛鳥時代天武天皇が発行したものだとされています。10円玉ほどの大きさに四角い穴の銅銭です。平成11年の発見ということは、そこから教科書に変更が加わった、と考えると、まさに平成生まれの人の常識として、富本銭が最古のお金ということになっているのでしょうね。

 

■ 肖像画

他にも、西郷隆盛肖像画は合成だった(ありのままを描かせると身の危険があったため)とか、源頼朝足利尊氏とされた肖像画は別人だったとか、かつての常識は通用しない部分も多くあるようです。難しいですね。

 

こうして確定だと思われていた歴史は、塗り替えられているのが実情です。まさに大人も学習しなければいけない、と思う今日この頃でした。