MASA日記

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乗り物93 航空機ニュースvol2

12月4日 火曜日 乗り物94

 

 

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こんばんは。今夜はいきなり画像から始まりました。もしかすると、このブログ始まって以来、画像スタートは初めてかもしれません。

これは東京国際空港(通称 羽田空港)国内線第2旅客ターミナルの概略図です。図内左側に点線で囲まれたサテライトと記された部分がありますが、このサテライトが12月10日に供用開始となることに伴い、羽田空港第2ターミナルを使用する航空会社で、一部運用が変更となります。年末年始を迎えるにあたり、空港を利用される方もいらっしゃると思います。今夜は運用変更についてご紹介しますので、ご注意ください。

 

 

■ サテライト開設

まず、今回サテライトを開設した経緯を簡単におさらいしておきます。

平成26年7月に発表された「首都圏空港の機能強化策について」(別紙3)では、国際競争力強化、訪日客の増加、日本全国の地域活性化を挙げ、そのための日本の窓口となる羽田空港・成田空港という首都圏空港の強化が必要だとしています。 

既に、今まで解放されていなかった都心上空の飛行ルート解禁に向けた動きが加速しています。それとともに、発着スポットを増やし、なるべくフル活用することで、首都圏の空港機能を大幅に強化しようという狙いがあり、その一つの目途とされる時期が、2020年の東京オリンピックパラリンピックです。

このため、2020年春頃に、現在の羽田空港第2ターミナルビル本館一部を国際線用に開放することが決まっており、その工事・変更に伴い締め出される現在の発着枠を確保するために作られたのが、今回のサテライトです。

 

■ 対象航空会社

このように、今回のサテライトは、国内線第2旅客ターミナルに付随します。

第1ターミナル:JALグループ、スカイマークスターフライヤー(北九州・福岡)
第2ターミナル:ANAグループ、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー(関西・山口宇部

という国内線の棲み分けは今後も変わりませんから、サテライト開設に伴う影響を受けるのは、第2旅客ターミナルを使用している航空会社に限られます。したがって、JALグループなどは、今回ご紹介するような変更は生じません。

 

■ 専用バス

冒頭掲載した図にもありますが、本館からサテライトに移動するには、専用バスを利用する必要があります。専用バス乗り場は58番ゲート付近に設けられていますから、サテライト発着便を利用する場合は、乗り場から専用バスで移動することになります。

ちなみに、専用バスは概ね5分間隔で運行され、サテライトまでの移動時間は約3分、ANAの公式サイトによると、待ち時間含めて約10分を要する見込と書かれています。

 

■ 変更内容

第2旅客ターミナルを拠点とする航空会社について、一部国際線供用に向けた工事に伴う発着枠の確保のためにサテライトが開設され(12月10日供用開始)、その移動には専用バスでおよそ10分を要することを、今までご説明しました。

それに伴う運用として、保安検査場通過締切時間が変更されます。

ANAでは2006年、搭乗までの時間短縮を目的に「スキップサービス」を導入し、以降は国内各地の空港一律に、保安検査場通過締切を出発時刻の15分前で統一してきました。

しかし、サテライト発着便ができ、その移動に10分を見込むため、12月1日よりこの運用を改め、羽田空港出発便に限り、すべて保安検査場通過締切を、出発時刻の20分前としました。したがって、既にこの運用は始まっています。

定時運航の確保のためにやむを得ないと判断したものです。

ちなみに、ANAと共通のチェックインシステムを利用しているAIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー同様の変更措置を講じるとされています。

一方で、羽田空港以外の国内各地の空港では、依然として15分前締切は変わりません。

 

 

これからの時期、航空機利用も増えることでしょう。羽田第2旅客ターミナルを出発する国内線利用の際は、余裕を持って到着するよう心掛けてください。

わたしはANA派ですが、第2ターミナルはスポットまでの移動距離が長い気がして、あまり好きではありません。これでさらにサテライト移動となれば、面倒だと感じます。

そもそも、発着枠拡大と都心飛行ルートの解放ありきで進んでいるように見えますが、個人的には疑問もあります。たとえば2020年目途に第2旅客ターミナルを国際線に一部開放するならば、サテライトを国際線に充てれば良いのではないか、と思ったり。入国時の検査や、本来許容されていない経路での人の移動があれば、防犯上も危険です。

以前、地方空港で、あり得ないルートを辿って出発ロビーに人が立ち入ったニュースや、国際便と国内便を勘違いして入国審査を経ずに入国させたニュースがありましたが、羽田空港ほどの規模でひとたびそうしたことが起きれば、大混乱と麻痺は必須でしょう。その意味でも、サテライトのような離れた場所を国際線に充当した方が、まだ安全性が高いと思うのは、素人考えなのでしょうね。

都心ルートも、フランス機が皇居上空を飛行したニュースもありましたし、無闇に何でも解放すれば良いというものでも無いと、個人的には思ってしまいます。

とは言え、国が決めること、後戻りもしないでしょうから、利用者としては20分前の締切時間を厳守できるよう、余裕を持った行動を心掛けましょう。