MASA日記

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今日は何の日?~12月2日編~

12月2日 日曜日 今日は何の日?

 

おはようございます。

12月最初の日曜日は、やや雲が多めな朝ですが、天気予報によれば日中は晴れるようですから、せっかくの日曜日を気分よく過ごせそうです。

さて、曜日テーマ「今日は何の日?」です。

12月2日 = 原子炉の日

1942年のこの日、イタリアから亡命した物理学者ルミフェの指導の下、アメリシカゴ大学に設置された実験用小型原子炉でウランの核分裂の持続的な連鎖反応に成功した日です。これにより、原子力エネルギーとして利用することが可能となりました。

 

核分裂を短時間に行わせ、膨大なエネルギーを瞬時に発生させるのが原子爆弾です。日本は1945年、広島市長崎市原子爆弾を投下された、唯一の被爆です。その威力の大きさから、世界的に原爆などの核兵器廃絶を目指す動きも見られる中、アメリカの核の傘に守られている日本は、核兵器禁止条約に批准しない状況が続いています。国家国民の安全を守るために、被爆国が核兵器の”存在感”に頼るというジレンマの中にあるのです。一方、日本に限らず、既に核保有している国に加え、核武装宣言することで自国の防衛を図ろうとする国、大国との交渉における対等性を確保しようとする国など、第二次世界大戦を終えて70年を超えた今もなお、核兵器の”存在感”が保たれています。この核兵器の持つ”存在感”のバランスの下に、世界平和の勢力図があるという向きもあり、今後も完全廃絶には時間を要することでしょうね。

 

一方で、ご存知のとおり、原子力持続可能なエネルギー供給として生活に密着しているものでもあります。原子炉の中で持続的・連続的に核分裂を発生させ、それにより発生するエネルギーを取り出して蒸気タービンを回転させ、発電する原子力発電は、電気が欠かせない現代生活においてまた、重要な役割を占めています。

しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、福島第一原子力発電所津波被害により破壊され、放射性物質が放出されるという、国際原子力事象評価尺度における最悪レベル7に分類される原子力事故が発生しました。

現在、日本では21基の原子力発電所廃炉が決定している一方、37基が稼働中、2基が建設中と、依然として原子力発電に頼る状況が続いています。加えて、(自国の原子力発電所事故の解決もできていない状況下でどうなのかと、個人的には思いますが)原子力発電所の開発や建設を海外に売り込むビジネスも展開しています。日本は島国であり、国土に限りがある中で、原子力発電の効率性は一定程度認めざるを得ない一方、常に危険と隣り合わせの生活であることも事実で、島国特有の自然環境を活かした安全なエネルギー政策が無いものかと思ったりもします。

 

制御された核分裂連鎖反応を維持することができるよう核燃料などを配置した装置、原子炉ができたお陰で、戦争という悲しい出来事においても、安全な日常生活においても、その恩恵と危険という相反する要請の間で揺れているのが日本という国かと思います。今日は原子炉の日、なんだか今朝の天気のように、複雑な気持ちになりました。