MASA日記

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乗り物90 高速バスのはなしvol1

11月13日 火曜日 乗り物90

 

こんばんは。

11月10日(土)18時30分から放送された、テレビ東京「いい旅 夢気分」では、太川陽介さんと蛭子能収さんのコンビが登場しました。今回の旅の舞台は青森県八戸市を起点に、主にバスで移動していました。

このお二人と言えば、同局で人気となったローカル路線バス乗り継ぎの旅の旅人ですが、今回の旅行中でも、その経験が活かされた場面がありました。

二日目は、当初、バスで青森駅まで移動してから、青森駅発黒石方面のバスに乗り継ぐ予定でしたが、途中の降雪で迂回したために到着時間の遅れが発生しました。そこで、青森駅より手前にある新青森駅中継点とすることで、青森駅新青森駅の往復分の時間を割愛し、遅れを挽回する作戦に成功したのでした。

本題から離れた出だしで書き始めましたが、実はこの中継方式は、様々な場面で便利です。最も有効活用されているのが、九州自動車道基山PA(基山バス停)でしょう。

九州最大の都市は、言わずと知れた福岡県福岡市であり、九州島内各地と福岡中心部を結ぶ高速バスが多数出ていますが、九州ではもう一つ重要な拠点として、基山バス停が利用されています。縦方向には便利でも横方向に不便な九州の移動、この基山バス停は、九州を縦横に走る高速道路の分岐点となる鳥栖JCTの少し北に位置します。

例えば、大分から鹿児島に移動する際、大分→福岡→鹿児島とバスを乗り継ぐのでは無く、大分→基山バス停→鹿児島と乗り継ぐことができます。具体的には、基山バス停は、上りPAと下りPAを通路で行き来できるため、先程の例では、上りPAに到着したバス(大分→福岡)を下車し、通路で下りPAに移動、そこに来るバス(福岡→鹿児島)に乗り継ぐことになります。これは、基山バス停~福岡の往復時間を短縮できるとともに、予測不能な福岡市中心部や高速道路の渋滞も回避できるメリットがあり、2年間福岡に住んだ中でも便利だと感じました。

 

これと同様のサービスが、関東でも始まるようです。

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アルピコ交通京王電鉄バスが運行する長野~新宿便と、関越交通千葉交通が運行する群馬(前橋・高崎)~成田空港便を、関越自動車道の高坂SAで乗り継げるようにし、長野~成田空港の所要時間を短縮するというものです。

もっとも、現段階では社会実験であり、対象の便は長野駅4時30分、6時30分、8時00分発に限定されますし、期間も11月23日(金・祝)から7日間です。

しかし、効果ありと認められれば、既に1日900便以上が停車する九州の基山バス停のような役割が期待できることでしょう。

 

気になるのは、高坂SAという場所です。もちろん、バスタ新宿まで行くより所要時間は短縮されますが、この高坂SA自体が渋滞の名所です。土日や行楽シーズンともなれば、関越自動車道上りは「高坂SA付近を先頭に」長距離の渋滞が発生します。

その渋滞を回避できる北関東方面に中継点を置けば、より効果があると思うのですが、現状の高速バスルートの関係上、無理なのでしょうね。

 

いずれにしても、渋滞にハマって良いことはほぼ無いでしょうから、この社会実験の成否が関東地方の高速バス文化に大きなメリットとなることを期待しています。