MASA日記

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おとなの学習帳10 古文

11月8日 木曜日 おとなの学習帳10

 

こんばんは。

おとなの学習帳も10回目ですか、今夜も古文の話です。

東京は隅田川に掛かる桜橋のたもとでは、言問団子というお団子が名物です。言問橋という橋が隅田川に掛かっていますね。この言問という言葉は、歌人として名高い在原業平の詠んだ歌に因むとされています。

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伊勢物語東下りに登場する「名にし負はばいざ言問はん都鳥我が思ふ人はありやなしやと」という歌が、昔学んだという方も多いのではないでしょうか。

都鳥という名前ならば、都のことを尋ねよう、都に残した恋い慕う人は、無事でいてくれるのか、という意味合いの歌です。

苦難の道のりであった当時の東下りにあっても、上空に姿を見せた都鳥を通じて、都に残した人に思いを馳せるあたり、よほどの強い恋心だったのでしょう。

 

この「名にし負はば」では、百人一首でも登場します。

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三条右大臣という人が詠んだ「名にし負はば逢坂山の真葛人に知られでくるよしもがな」というものです。ここでの「名にし負はば」は「逢坂山」の「逢」の字に掛かっており、その「逢」という字を持つ逢坂山のさねかずらが名前どおりなら、それを辿ってこっそりあなたの元に行く方法を知りたい、という意味です。

 

いくつも言葉を掛けて遊びながら、恋心を31文字に託したいにしえの人は、なんとロマンティックなのだろうと思いますね。

今夜はそんな感傷に浸りながら、古文の勉強でした。