MASA日記

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おとなの学習帳9 古文

11月1日 木曜日 おとなの学習帳9

 

こんばんは。

いよいよ今年も残すところ2か月、11月に入って最初の更新です。先週は体調不良でアーカイブの形となりました。かなり良くなったものの、まだ鼻の調子は万全とはいきませんが、風邪など引くと厄介なので、皆さんも体調管理にはお気を付けください。

 

さて、今夜の「おとなの学習帳」は古文を取り上げます。

朝晩は一桁台の気温になることも増えましたが、この11月のことを古文では霜月と言いました。由来は、霜が降りるような気候の月、というところから来ています。

11月で霜が降りるのはごく一部の地域に限られますが、旧暦の11月は新暦でいう11月下旬から1月上旬ごろを指しますので、その意味で言えば霜月と言われても違和感はありません。こうして季節に因んだ表現は、他にもあります。11月を表現する言葉について、いくつかご紹介します。

「仲冬」と書いて「ちゅうとう」と読みますが、旧暦では10月から12月を冬と考えますので、その冬の真ん中にある月、という意味で、11月を仲冬と言いました。

出雲大社に全国の神様が集まる10月を神無月と言いますが、その神様が各地に戻る11月を「神帰月」(かみきづき)とも言いました。

雪が降り、冬ごもりをする前という意味で「雪待月」(ゆきまちづき)という表現もまた11月を言い表す言葉として使われていました。

個人的には「霜月」「雪待月」という言葉には、自然と共生し、季節の移ろいを感じながら過ごした古の日本人の風情が感じられて、趣深いと思います。

 

そういう意味では、月の満ち欠けについても表現があったのを思い出しました。

「立待月」は17日頃の月を指し、立って待つ間に出てくるくらいの月を意味します。少しずつ月の出が遅れ、18日頃の月を「居待月」と言いました。立って待っても疲れるので、座って待つうちに出てくる意味です。そうなると、想像どおりですが、19日頃は「臥待月」(ふしまちづき)と言い、立っても、座っても出てこないので、横になって待たないと出てこないという意味です。

さらに1日進み20日頃になると「更待月」、夜更けにならなければ月が出ない、という表現となり、26日頃まで進むと有明月」となり、夜明けにならなければ昇って来ない月という表現に変わります。

立って待ち、座って待ち、寝て待ちと、今か今かと月を待った昔の日本人の表現力の豊かさ、ロマンティックな気がします。

 

霜が降りるような寒い日も出てくる11月、雪待ちしながら体に気を付けて、秋の夜長には月の満ち欠けも見ながら、健康に過ごしたいものですね。