MASA日記

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乗り物88 クルマのはなしvol2 デジタルアウターミラー

10月30日 火曜日 乗り物88

 

こんばんは。

トヨタ自動車の高級ブランドであるレクサスから、新シリーズESが発売されました。新シリーズという文字に違和感を覚えた方、あるいはESというシリーズ名に聞き覚えがあるという方もいらっしゃることでしょう。

正確には、復活という方が正しいかもしれませんが、国内レクサスブランドとしてESが導入されるのは初めてです。このクルマ、1991年から国内向けにウィンダムの名前で3世代15年間販売されていたからです。知的なイメージの外国人弁護士が登場するCMは、このクルマが海外でも売られていること、高級車でクールなイメージであることを印象づけたと思いますし、最後のナレーションで「レクサスES300 日本名 ウィンダム」と言っていたので、記憶にある方が多いと思います。

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これは2代目ウィンダム(=3代目レクサスES)ですが、端正なスタイルです。カタログ画像が右斜め前からというのも、国内向けのクルマの多くとは違い、海外中心で売られているクルマであることの特徴でもあります。

 

さて、前置きがかなり長くなりましたが、新しいレクサスESです。価格は580万円からと、レクサスブランドでも上位車種であることが分かります。

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そして外観はこのとおり。良くも悪くも定着したレクサスのデザインを踏襲しています。個人的に言えば、サイドから見た感じは悪くない気がします。リアに向けて斜め30度くらいの角度で入れたキャラクターラインに無理やり感がありますが、フロントからリアを繋ぐ窓下のラインなどは、かなり落ち着いた印象です。

LS、ISの中間にGSがありますが、販売面で苦戦が続いているため、このESの成功がレクサスにとって重要になることでしょう。カー雑誌を見ると、GSも当面は販売されるものの、モデルチェンジを機に国内ラインナップから消滅するようですね。国内レクサスブランド立ち上げでは、先頭を切ってフルモデルチェンジされたクルマだっただけに、残念ではありますが、こればかりは仕方無いでしょう。

 

新しいESはハイブリッドですが、これはあえて取り上げる必要も無いでしょう。かつて、国内レクサスのセダン群はFRという不文律もあったのですが、今回そのあたりは触れずにESではFFのレイアウトです。ESの起源を辿ればカムリに行き着くので、当然と言えば当然ですが。それを存分に活かした室内の広さもESのウリになっています。

 

そして最も注目すべきは、デジタルアウターミラーなるものです。“version L”という最上位グレードのみにオプション設定される装備で、価格は税抜20万円です。

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フェンダーミラーからドアミラーに移った際もあったのかもしれませんが、見慣れていないせいか、なんだかムズムズするのはわたしだけでしょうか。物足りないと言うか。

かつて初代シーマがそうであったように、高級車には厚み重量感のあるドアミラーが似合うと思い込んでいるため、これほど華奢なミラーだと、ボディ全体とのアンバランスさを生んでいるような気がしてならないのです。

後方両端にカメラを取り付けて室内に映像で飛ばすなど、ミラーごと取り払った方が画期的な気もするのですが、技術的にはそうならないのでしょうね。

メリットは、斜め前方の死角が減ること、風切り音が小さくなること、悪天候時の影響を受けにくくなることが挙げられます。デメリットは特に挙げられていませんが、わたしの疑問としては、カメラが故障した場合に困るだろうな、とは思います(もっとも、現在主流のドアミラーが割れても困るのと同じですが)。

このデジタルアウターミラーから取り込まれた映像は、車内でこう見えます。

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窓ガラスが濡れているのに、デジタルアウターミラーの映像はクリアでしょ?とでも言いたげな画像ですが、たしかによく見えているようです。加えて、視線移動も少なそうですね。難点を言えば、この後付け感があることでしょうか。お金持ちの方が乗るクルマとは言え、左右のAピラー内側に、デザインと調和しない小さなナビがついたような室内モニターには高級感を感じないという向きも多いと思います。

また、せっかくデジタル化するならば、左右後方も含めた視界情報をコクピット正面を見たままで得られるなど一元化すれば、視線移動が大きく減るわけで、まだ進化途上だとは思いますが、いま一つ思い切りが足りない印象を受けました。

しかし、量産車世界初の試みですし、今後さらに洗練されていくことを期待します。

 

かつて名乗ったウィンダム(=WIN+DOMの造語で「常勝」の意味)のとおり、レクサス常勝軍団の旗振り役になれるのか、期待の新車です。