MASA日記

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時事の戯言42 日本独自の進化

10月29日 月曜日 時事の戯言42

 

こんばんは。

10月も残すところあと3日ですが、10月31日はハロウィンですね。毎年ニュースで取り上げられているハロウィン、あまりよく知らないので、調べてみました。

 

■ ハロウィンの起源

ケルト人が起源だという考えが一般的だそうです。ケルト人の1年は11月1日に始まり、10月31日に終わるとされており、この秋の終わり=冬の始まりである10月31日には、死者の霊が訪ねてくると信じられていました。そこで、有害な精霊魔女から身を守るために仮面を被り、魔よけの焚火をしたそうです。

これが転じて、カボチャをくりぬいた中に蝋燭を立て、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を訪ね歩くようになったのが、海外のハロウィンになっています。

なるほど、やはり宗教的な意味合いが起源なのだと分かりました。

 

■ 日本とハロウィン

日本という国は、様々な文化を取り入れては、独自にアレンジするのが上手な国ですが、正直、わたしが子どもの頃はハロウィンは根付いていませんでした。

しかし、いつからか1年の行事の中に組み込まれるようになっていますね。これは、夏と冬のボーナス商戦の狭間にイベントを欲した商業界の企画が定番になったのだと思っていますが、ついには宝くじまでオータムジャンボハロウィンジャンボと名前を変えましたね。こうして10月にはハロウィンに因んだ商戦が組まれているわけです。

その商魂逞しいことは構わないとして、さらに一般の人たちが、これまたハロウィンの一部を切り取って日本風にアレンジしています。それは、仮装です。

思い思いの衣装や化粧で街に繰り出すのですが、そこには宗教的な意味合いも、海外の子ども中心の行事も無く、さながら大規模なコスプレ大会となっている気がします。この表現からもお察しいただけると思いますが、わたしはどちらかと言えば、”いつもと違う自分になりたい”という願望も無く、むしろ冷ややかな目で見ている側です。わたし同様な方も少なからずいるようで、2017年に実施した楽天インサイトの調査では、約7割はハロウィンに特別な予定は無く、もし参加するとしても約5割の人は仮装したくない、という調査結果が出ています。無関心な方がわたし以外にもいたことに少し安堵しましたが、逆に言えば、仮装しなくても盛り上がりたい、あるいはSNSで様子を投稿したいという、さらに異なる趣旨でハロウィンに便乗する方がいるのも事実のようです。

こうして、もはや日本独自の変化を遂げたハロウィンの形が、定着しつつあります。

 

■ 時事の戯言

大勢で盛り上がりたい方が出て行くのも否定しません。いつもと違う自分になって仮装したいという願望も否定しません。それを野次馬で見に行く方もいいでしょう。

但し、それは社会秩序を乱さない、社会のルールを守るという大前提の上でなければならないと思います。海外のハロウィンでは「トリック オア トリート」という言葉で、”お菓子をくれないとイタズラするよ”と子どもが練り歩くのが通例ですが、それとてお菓子をおねだりするための子どもの言葉であり、実際にはイタズラもしないそうです。冷静に考えれば、物をよこせ、さもなくば酷い目に遭うぞ!と脅しているわけで、そんな理不尽なことが通用するようでは困ります。

しかし残念なことに、単なるコスプレ大会と野次馬に囲まれた日本のハロウィンでは、早速逮捕者が出ていますね。第三者所有のクルマを横転させてよじ登ったり、痴漢や盗撮をしたりと、どさくさに紛れた暴徒であり、理性と分別ある大人のする行為とは到底言えない有り様です。こうした日本独自のハロウィンの変化は、残念でなりません。

無礼講とばかりに盛り上がりたいだけの暴徒に、その口実を与えるだけならば、ハロウィンなんて無かった時代に戻すべきだとさえ、爺は思うのです。

節度を持って、ルールを守って楽しむ。そういう社会であって欲しいですし、警察も行政にも、何より参加者個々人にも、適切な対応を願いたいと思います。