MASA日記

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マニアな小ネタの世界70 名字

10月26日 金曜日 マニアな小ネタの世界70

 

こんばんは。

プレミアムフライデーの今日は、早く仕事を終えて飲みに出ている方、多いのでしょうか?それとも月末最終金曜日、仕事に追われているのでしょうか。

 

今夜の「マニアな小ネタの世界」は、名字です。

名字をネタにするのは実は2回目です。前回は、名字と苗字の違い、そして珍しい苗字などを取り上げました。
よろしければ前回の「マニアな小ネタの世界 第58回」もお読みください。

 

それにしても最近は、ちょっとした名字ブームですね。NHKで放送中の「日本人のおなまえっ!」や、日本郵政の名字検索サイト「ニッポンの名字」などはその牽引役になっているのではないでしょうか。

前回は珍しい名字に焦点を当てましたが、今回は都道府県別に多い名字を見ます。

 

■ 各エリアの首位

やはりと言いますか、東北藤原氏の流れからか、「藤」姓が強いですね。

都道府県別第1位を見ると、岩手・宮城・秋田・山形・福島で「佐藤」さんが1位(青森県では2位)、青森では「工藤」さんが1位となっています。ちなみに「佐藤」さんは北海道でも1位です。

少し南下して関東を見ると、茨城・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川では「鈴木」さんが1位となりますが、群馬県では7位と奮いません。理由は分かりませんが、群馬県では「高橋」さんが1位です。その「高橋」さんは東日本では上位の常連ですが、面白いことに西日本ではベスト10入りしているのが8府県に留まります。意外です。

関東なのか、中部なのか、甲信越なのか、北陸なのか、いま一つ区分が難しい中日本エリアを見てみると、「山本」さん、「渡辺」さん、「小林」さん、「伊藤」さんといった名字が上位に並びます。

続いて西日本に移ると、近畿から中国地方も特徴的ですね。滋賀・京都・大阪・兵庫・鳥取・島根で「山本」「田中」のワンツーフィニッシュ、奈良・和歌山・広島・山口では逆転して「田中」「山本」のワンツーフィニッシュとなっています。

四国九州は個性的です。まず、四国の1位は徳島「佐藤」さん、香川「大西」さん、愛媛「高橋」さん、高知「山本」さんと、見事に四国四県で分かれました。同様に九州・沖縄でも、福岡と熊本が「田中」さん、佐賀と長崎が「山口」さん、大分「佐藤」さん、宮崎「黒木」さん、鹿児島「中村」さん、沖縄「比嘉」さんです。

こうして見ると「佐藤」「鈴木」「山本」「田中」という、よくお見掛けする名字が堂々1位に連なる一方、もっと1位を獲っていると思っていた「高橋」(群馬県愛媛県)、「渡辺」(山梨県)、「小林」(長野県)、「中村」(鹿児島県)があまり首位に立っていないことは意外で、「斎藤」さんは1か所も首位になっていません。香川県の「大西」さん、宮崎県の「黒木」さんが首位というのは独自性あって面白いですね。

 

■ 各都道府県に特徴的な”多い名字”

全国的に多そうな名字が上位に来ている都道府県がほとんどですが、都道府県によって全国的には目立たない名字が上位に来ているケースがあるので、ご紹介します。

青森県「成田」さん(5位)、「三上」さん(10位)が目に留まりました。

岩手県「千葉」さん(4位)、「菊池」さん(5位)です。西武の菊池雄星投手も岩手県盛岡市の出身ですし、地元に多い名字なのでしょう。

秋田県「三浦」さん(7位)です。山形県の「五十嵐」さん(10位)も珍しいです。

茨城県「根本」さん(8位)、栃木県「石川」さん(8位)、群馬県「新井さん」(4位)、富山県「酒井」さん(10位)などが目立ちます。

山梨県は面白いですね。「望月」さん(3位)、「深沢」さん(5位)、「古屋」さん(7位)、「佐野」さん(8位)と独自色が強い気がします。

お隣の長野県も「丸山」さん(4位)、「宮沢」さん(9位)、「柳沢」さん(10位)と、コチラも山梨県に負けていません。

静岡県「望月」さん(4位)、「杉山」さん(5位)、「佐野」さん(10位)は富士山を挟んだお隣、山梨県との結びつきを感じます。

関西エリアに来ると、「松本」さん、「森本」さん、「岡本」さん、「坂本」さんと、「本」がつく名字が上位10位に顔を出しています。エリアとしての特徴です。書き忘れましたが、東北エリアでは「阿部」さんという名字も各県で上位に並びます。

「西村」さんが鳥取県山口県の各8位、「山根」さんが鳥取県(3位)と島根県(8位)、「三宅」さんが岡山県の2位となっています。東北で多い「藤」姓が多く見られるのも中国地方の特徴かもしれません。但し、東北地方とは異なり、「藤原」さんや「藤井」さんが多いです。

先ほど「大西」さんが首位とご紹介した香川県は、「多田」さん(7位)、「三好」さん(10位)と、山梨県静岡県に劣らぬ地方色が出ています。

愛媛県は「村上」さん(2位)、越智さん(4位)、歴史を感じますね。お隣の高知県も「小松」さん(3位)、「岡林」さん(8位)と全国的には上位に来ない名字が並びます。ちなみに徳島出身のわたしの名字は全国でも珍しいのですが、父方の流れである高知県では上位100位に入りながら、徳島県では2軒しか無いなど、お隣同士の県でも全然違うものだと感じます。

九州に渡って、福岡県。2年間勤務していた間にも多いと感じていましたが、「井上」さん(3位)、「古賀」さん(4位)、「松尾」さん(8位)ですか。納得です。他にも「有馬」さんや「重松」さん、「手島」さんという名字も多かった印象です。

佐賀県「江口」さん(9位)、大分県「甲斐」さん(10位)、鹿児島県「東」さん(5位)と「川畑」さん(9位)も特徴的です。

沖縄県はやはり特有で、1位の「比嘉」さんに続き、「金城」さん、「大城」さん、「宮城」さん、「上原」さん、「新垣」さん、「島袋」さん、「平良」さん、「玉城」さん、「山城」さんと、沖縄らしいお名前が続きます。

その意味で独自色豊かだと思うのが宮崎県ですね。「黒木」さん首位の他、「甲斐」さん(2位)、「日高」さん(4位)、「長友」さん(6位)、「児玉」さん(8位)です。

 

■ 憧れる名字

最後に。先日、日本経済新聞を見ていると、ワタベウェディング(京都市)調べの憧れの名字ランキングが掲載されていました。

1位「五十嵐」さん、3位「伊集院」さん、5位「西園寺」さんと、字の座りの良さや響きの良さからか、3文字名字が選ばれていました。子どもの頃は名前を書くのが一苦労しそうですが、その分を大人になって回復できるカッコ良さを秘めています。

一方で2位「佐藤」さん、同率3位「田中」さん、同率5位「山田」さんなど、よくある名字を希望する人も少なくないのだとか。実はわたしも少数派の名字ですから、色々な場面で目立ちたくないこともあります。そんなときは「佐藤」さんのような名字に憧れることもしばしば、興味深く調査結果を読んだ次第です。

 

日本にはたくさんの名字があります。名字ネタ、また気になったらご紹介します。