MASA日記

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時事の戯言37 昭和

9月17日 月曜日 時事の戯言37

 

おはようございます。

わたしが住む地域では、今朝は窓を開けると、少し涼しい空気が入り、穏やかな空が広がっています。皆さんの地域はいかがでしょうか。

 

「”ありがたい”というのは、”有難い”、難が有る、と書きます。人がなぜ生まれたかといえば、色んな難を受けながら成熟していく為なんじゃないでしょうか。」

とあるサイトで見つけた言葉です。この言葉の主は、一昨日この世を去った、女優の樹木希林さんです。全身がん、失明など、病に侵されながら、それと対峙するのではなく、どこか淡々と受け入れているように見えたのは、もしかするとこの言葉のように、難を受けながらも”有難い”と思っていたのかもしれません。

網膜剥離になられたときには、見えなくなったことを恨むどころか、「今まで色々なものが見えすぎた」と仰っていました。その達観した人生観・死生観はどこから来るものか分かりませんが、一つ一つの言葉に、深みと温かみを覚えました。

45年の結婚生活で43年別居、芸名の競売(旧芸名 悠木千帆)など、一風変わった方に見えましたが、それでいて、華々しい芸能人ともまた違います。毒舌と言われるコメントも、ご本人は本心から発している言葉に聞こえましたし、どこにでもいそうな、昔から知っているご近所のおばさん・おばあさんが、ふと亡くなったような・・・訃報に接して、そう感じました。

女優というお仕事ですから、演じることは勿論上手なのでしょうが、個人としての樹木希林さんが見られなくなることが残念でなりません。

 

それにしても今年の訃報は寂しさと同時に虚しさも感じます。

昭和の頑固親父のような星野仙一さん、昭和の生活そのものをアニメにしたような「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさん、同じくアニメ「サザエさん」で昭和の母親像を声で演じ続けた麻生美代子さん、俳優で言えば菅井きんさん・津川雅彦さん・朝丘雪路さん、落語家の桂歌丸さん、わたしにとってはバラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの」のお母さん役・真屋順子さん(実際の死去は2017年12月28日)、歌手の西城秀樹さん・・・他にも、個性豊かで、一瞬”取っつきにくい”ようでいて、それでいて温かみを感じる、古き良き昭和の匂いを醸し出す方々が、次々と他界されました。

こうした皆さんに、心からのご冥福をお祈りしたいと思います。

 

平成のスターである安室奈美恵さんが笑顔で引退を飾った9月16日。その1日前、昭和の香りを残す樹木希林さんが亡くなったことは、本当に寂しいです。

平成の世が終わりを見据える中、そんなに急がなくても、昭和50年代にこの日本に生まれた人間として、もう少し昭和の余韻に浸っていたいと思いました。

 

あのフジカラーの”滑稽な”お正月CMでの姿はもう見られません。生前に「年をとっていくことに対して何も抵抗ない」と語った樹木希林さん。そんな人生の先達に、”じじぃ””ばばぁ”では無く、一日でも長く生きた先輩として敬う、今日は敬老の日です。

 

戯言では無く、なんだかしんみりしちゃいました。