MASA日記

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おとなの学習帳4 漢字

9月13日 金曜日 おとなの学習帳4

 

こんばんは。

前回の「おとなの学習帳3」では、黄昏という漢字の由来をお話しましたが、今夜はという漢字について書いてみます。

 

この漢字の読み方としては、①ゆが(む)、②ひず(む)に加え、音読みで③わい(例:歪曲)が思いつくことでしょう。どれも歪んでいる、正常ではないことを意味していて、漢字の成り立ち自体も、「不」+「正」、つまり正しくないところから出来ているようです(中国の明清時代に縦に並べて作った俗字だとか)。

しかし今夜お話したいのは4つ目の読み方、この漢字単体で④いびつと読みます。用例としては、歪な形や、歪な関係など、意味としては①~③と同様ですね。

 

ところでこの「いびつ」という言葉、語源はどこにあるのでしょうか。

答えは「いいびつ」です。漢字にすると「飯櫃」、「飯」はごはんであり、「櫃」は入れ物(名古屋名物の櫃まぶしもここから命名されてます)です。つまり、炊いたごはんを入れるお櫃が、そもそもの飯櫃でした。

このお櫃は、小判型、あるいは楕円形であったと言われます。画像を探したのですが、残念ながらかつての飯櫃の画像は見つかりませんでした。秋田の名産品であるまげわっぱがその形に近いという話もありますが、真偽のほどは分かりません。

 

小判型や楕円形は、真ん丸な円では無いことから、その形や状態が綺麗では無いこと、歪んでいることに転じ、この漢字が「いいびつ」に充てられることとなったようです。音としては、「いいびつ」が縮んで「いびつ」となったのです。

 

こうした漢字の成り立ちを聞いて、なるほど!と感心したのは25年近く昔です。それでも、一度関心を持って覚えたことは25年経過しても記憶に残っているものですね。

 

今夜の「おとなの学習帳」は「歪」と書いて「いびつ」と読む由来でした。