MASA日記

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おとなの学習帳3 漢字

8月30日 木曜日 おとなの学習帳3

 

こんばんは。今日も各地で猛暑でしたが、少しだけホッとするのは、夕暮れが徐々に早くなっていることです。わたしは秋生まれ、秋になると夜長が楽しみですし、しんみりする夕暮れ時がたまらないのです。

 

そんな夕暮れを見て、今夜のテーマを思いつきました。漢字です。

「たそがれ」という漢字、書けますか?正解は「黄昏」ですね。たしか高校生の頃、曲の一部に使われているのを見て覚え、以降、忘れずに覚えています。

それにしても、どこをどう読めば「たそがれ」になるか分かりません。

やはりと言いますか、日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る様を漢字で当てはめたものなのです。黄昏を漢語では「コウコン」と読みます。

 

さて、そうなると、もう一つ踏み込みたくなるのですが、この「たそがれ」という言葉は、どこから来たものなのかご存知ですか?高校時代の古文の教師に教わりました。

誰かいるのは分かるが、その識別ができないような暗さ=「誰そ彼(は)」

これが転じて、「たそかれ」という言葉があり、その時間帯を「たそかれどき」と呼んだそうです。たとえば「誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」という万葉集の句があります。まさに、「そこにいるのは誰ですか」という、その状況を読んだ句ですね。

 

反対に、朝にも同じような時間帯があります。太陽が少しずつ昇り始め、辺りが白々となる頃、誰かいるのは分かるものの、識別ができない時間帯が。この朝の時間帯には、「彼は誰(そ)」転じた「かはたれ」(音は「かわたれ」)いう言葉がきちんとあります。元々は朝夕問わず「かはたれどき」と呼んでいたものが、いつしか夕方は「たそかれどき」と区分されるようになったようです。

 

それにしても、「たそがれ」には黄昏という当て字があるのに、「かはたれ」には何も無いというのも気の毒な気がしますが。

 

なぜこの読み方にこの漢字なの?と疑問に思ったときは、調べてみると良いかもしれません。ちょっとした雑学が手に入るチャンスが転がっていることがあります。

今夜は漢字、「たそがれ」をテーマに書いてみました。