MASA日記

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乗り物78 魅惑の絶版車vol1 チェイサー(トヨタ自動車)

8月14日 火曜日 乗り物78

 

こんばんは。

長らく続く曜日テーマ「乗り物」でも、数々の旧車を取り上げましたが、サブテーマとして乱立していたため、今後は旧車シリーズを「魅惑の絶版車」として統一します。過去のカタログや雑誌をもとに、わたしが魅せられたクルマたちを懐かしみます。

第1回目となる今夜は、トヨタ自動車チェイサー(X80系)です。

 

■ 車種概要

初代の登場は1977年、当時通算3代目だったコロナ・マークⅡの姉妹車としてオート店ブランドとして誕生しました。2ドアハードトップが設定されていたことからも分かるとおり、マークⅡよりもアグレッシブで、若さを強調する存在がチェイサーです。

後に姉妹車となるクレスタを加え、マークⅡ3姉妹として20年以上人気を博しました。

今回取り上げるX80系は、バブル期真っ只中に開発・発売されたシリーズで、マークⅡやクレスタとともに爆発的ヒットを記録した世代です。

特にトヨタのアッパーミドルサイズの車種に採用されたホワイト系は清廉なイメージで、街中に白のクルマが溢れた時代でした。

 

■ わたしの憧れ

我が家は決して豊かでは無かったものの、母のクルマ好きもあって、定期的に中古車を乗り継いでいました。世間はバブル、高級車がもてはやされる時代、母の気持ちも高級車に傾いていた中、県内の中古車店の折り込みチラシを見て出掛けることになりました。平成元年の話です。X80系が世に出ており、2世代の型落ちとなったX60マークⅡに乗り換えることとなったのですが、そのとき目の前の道路で信号待ちをしていたのが、X80系のチェイサーでした。

わたしは他人と横並びが好きでは無く、少しマイナーな存在を好むこともあり、もちろん我が家に届いたマークⅡはお気に入りでしたが、キラキラの新車を見せつけられたこともあって、X80系チェイサーは憧れの存在となったのでした。

 

■ カタログ探訪

では、このシリーズの特徴の一つ、当時のカタログをチェックしてみます。

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表紙から。やはりイメージカラーであるホワイトを表紙に持ってきています。少しだけヘッドライトに曲線を取り入れているので、これは後期型のカタログです。

フロントグリル車格の表れでもあるので、わずかにヘッドライトより幅広なあたり、コロナ以上、クラウン以下であることをさりげなくアピールしています。

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「気品に満ちた輝きは、どこまでも優雅に。」

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「自信に満ちた風格は、あくまでも高貴に。」

と、気品、優雅、自信、風格、高貴と、当時のバブルに生きた人々のをくすぐる高級車アピールが、立て続けに並ぶわけです。

そして小さく抜かれた写真には、チェイサーの最上位グレードである「Avante(アバンテ)」のエンブレムが堂々と掲載されています。たしかにわたしも、アバンテじゃなければチェイサーに乗る意味はないと思っていましたから、トヨタ自動車としても、アバンテを選んで当然ですと言わんばかりのアピールをしています。

それにしても、伸びやかで落ち着いたスタイリングは、飽きが来ませんね。

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最上位グレードの装備を抜粋撮影しました。パワステには「新プログレッシブ」とありますが、何が新しいのでしょうか。しかし、当時は”世界初””日本初””最新”などの言葉は中毒性を持っていましたので、きっと新というのはキーワードだったはずです。

今では当然かと思う、ステアリングのテレスコピック機能前後位置を調整できる機能)や、リモコンドアミラーも電動格納式であることを記しています。ついでにシートも、スーパーラグジュアリーと、よく分からなくとも高級だということは分かります。

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これは諸元ですね。全幅1,710mm、全高1,375mmというあたり、当時のクルマらしさを感じます。エンジンの総排気量を見てください。2,491、つまり新規に発生した2500ccが設定されていたことも分かります。

後ろのサスペンシャンダブルウィッシュボーン式で、これも高級な扱いを示します。

こうして高級車であること、新機能を満載していることがであった時代ですから、10モードと言われた当時基準の燃費は8・5km/ℓと、現代では考えられない燃費の悪さも気にせず、売れに売れたわけです。

 

■ 総括

大きく、美しく、機能が良く、新車であることがもてはやされた時代。そんな時代のニーズに沿って生まれたチェイサーX80系は、マークⅡともクレスタとも違う、スマートで美しいクルマでした。わたしは魅せられた一人として、本日はチェイサーX80系をご紹介しました。