MASA日記

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【特集】ちょっぴり早いお盆休みスペシャル④

8月8日 水曜日 【特集】

 

こんばんは。

3週ぶち抜きの【特集】も残り3日です。今夜は、知っておきたい知識の一つ、高額療養費制度の見直しについて、ご紹介します。

 

■ 高額療養費制度とは

まず、高額療養費制度について、簡単に纏めておきます。

家計に対する医療費の自己負担が過重なものとならないよう、医療費の自己負担額に一定の歯止めを掛ける制度です。具体的には、医療機関の窓口において医療費の自己負担を支払っていただいた後、 月ごとの自己負担限度額を超える部分について、事後的に償還されます。つまり、医療費の自己負担額は青天井では無い、ということです。

自己負担額は、年齢や所得に応じて異なります。

 

■ 自己負担額の見直し前後比較

①69歳以下=変更なし

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②70歳以上(変更前)

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③70歳以上(変更後)

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ご覧いただくと分かるとおり、69歳以下については変更ありません。今回の見直しは、70歳以上につき、所得区分を3段階に分けたこと、加えて、一般の方の外来の自己負担額が4千円増えたことです。

高齢者が増える中、健康保険の運用も厳しさを増しています。そこで、現役世代並みに所得がある70歳以上については、自己負担額の増額を求めることになりました。

 

■ 高額療養費の便利情報

①限度額適用の認定

原則、窓口で一旦負担した後、限度額超過分の償還を申請することになっています。しかし、入院の際、加入する健康保険の窓口で限度額認定証を発行してもらい、医療機関に提出しておくことで、自己負担額超過分医療機関から健康保険に直接請求してくれる制度です。つまり、かなり高額になる場合は、一時的な立て替えも大きな負担となるため、それを回避することができます。

②複数医療機関の合算

1つの医療機関では自己負担額を超過しない場合でも、複数医療機関での自己負担額を合算して限度額を超過する場合、同じ月であれば合算することができます。

③世帯合算

1人の自己負担額では限度額を超過しない場合でも、複数の受診や同じ世帯にいる他の方(同じ医療保険に加入している方)の受診について、各々支払った自己負担額を一か月単位で合算することができます。

②③はともに、家計に対する医療費の負担増を回避する制度趣旨に照らしたものです。

④多数回該当

直近12か月間に、すでに3回以上高額療養費の支給を受けている場合(これを多数回該当といいます)には、その月の負担の上限がさらに下がります。

多数回該当の限度額は、上表に記載があります。

 

なお、高額療養費は、診察を受けた月の翌月の初日から2年間で時効を迎えます。ご自身の医療費について請求漏れが無いか、これを機に、今一度確認してみてください。

 

時間があるときにゆっくり確認しておきたい、一つの制度だと思います。少しでも家計が助かるよう、これからもブログの中で、気まぐれに情報提供していきます。