MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

マニアな小ネタの世界 第58回~苗字~

6月22日 金曜日 マニアな小ネタの世界第58回

 

こんばんは。

今夜の「マニアな小ネタの世界」は、日本にたくさんある苗字についてです。

 

■ 名字と苗字

本題に入る前に、タイトルの漢字変換をしながら気になったことを最初に触れます。わたしは「苗字」と変換しようとしたところ、先に「名字」が出力されました。

いずれも違和感なく「みょうじ」と読めるのですが、違いを調べてみました。

①名字

どうやら、古くから存在しているのは、「名字」だそうです。

遡ること平安時代の中期、武士が支配地域である名田(みょうでん)の字(あざな)を定めたことがキッカケとなり、名田の字が略されて「名字」が誕生しました。

②苗字

一方の「苗字」については、江戸時代に誕生します。

苗という字には、苗裔(びょうえい)、つまりは遠い子孫という意味があり、やがて明治時代に「平民苗字許可令」が出され、代々受け継ぐことができるようになりました。

 

こうして、その地域・土地に由来した「名字」と、血統に由来した「苗字」があるわけですが、いずれも「みょうじ」であり、現在は差異なく使われているのが実状です。

※ここでは、当初わたしが変換しようとしていた「苗字」を使います。

 

■ 苗字の数

ところで、日本にはいったいどれほどの苗字が存在するのでしょうか。

外国語を学んだり、海外の方と話すと、日本で言う苗字は少ないと感じます。反対に、日本では、たとえば身近な人が結婚すると、嫁ぎ先の苗字が”変わってるな”と感じたり、出席者の一覧を見て”何と読むのだろう”と感じることもしばしばです。

それだけ、日本にはたくさんの苗字が存在しているという印象です。

「日本苗字大辞典」(1997年 芳文館)によると、291,129件、実におよそ30万に近い数の苗字が存在すると書かれています。

驚きますね。前に、わたしは自分の苗字に興味があり、インターネットの「苗字由来net」で検索したところ、全国で3700番台の苗字であることが分かりました。それでも、名刺交換などすると、「珍しいですね」と言われることもしばしばです。

しかし、上には上がいるわけで、まだゼロ3つの苗字など序ノ口ということですよね。

 

■ 画数の多寡

少し違った側面でも、苗字のことが気になったので触れておきます。

親戚の小学校低学年の子が「テストで名前書くの面倒くさい」と愚痴をこぼしていました。さほど珍しい苗字では無いのですが、画数が多いのです。

そこで、画数が少ない苗字と画数が多い苗字を調べてみました。

①画数が少ない苗字

「乙」さんは一筆書き、まさに1画で完了しますが、やはり王者は「一」さんでしょう。読み方は様々あるようですが、「二の前」という意味で「にのまえ」さんと読んだりするようですね。横に一本選を引くだけで完了するので、とても効率的です。

②画数が多い苗字

反対に、画数が多い苗字は、以前テレビでも取り上げられていました。

最も多いとされるのが躑躅森」さんです。わたしなら、小学校在学中は自分の苗字を書き切れない気がします。これで「つつじもり」さんと読みます。総画数54画

これを1画差の53画で追うのが、「雲類鷲」(うるわし)さんです。漢字もカッコいいし、響きも良いですが、書くことだけは面倒そうですね。

ちなみにわたしの知人で画数多さベスト5に入っているのが、「熊埜御堂」(くまのみどう)さんです。第4位で48画あるのだとか。

これだけ画数に差があれば、テストの名前を書いている間に、簡単な設問1つくらい差がついてしまいそうです。

 

■ 世帯数1軒の苗字

最後に。今度は世帯数が極めて少ない1軒しか確認されていない苗字を調べました。

「春潮楼」(しゅんちょうろう)さんは、北海道に1軒あるのみだそうです。高級中華のお店にありそうな、美しい漢字が並ぶのですが、稀少です。

「文珠史郎」(もんじゅしろう)さんは、フルネームに見えて一つの苗字、福井県に1軒あるのみだとか。

他にも珍しい苗字はたくさんあるようで、某有名人の本名が・・・といったネット記事も散見されます。が、実際には10名いるようだとか、真偽の程は不明です。

いずれにせよ、日本の苗字の数は相当多いということは分かりました。

 

皆さんも、日頃意識しないご自身の苗字、調べてみると意外な何かを見つけるかもしれません。わたしももう少し、自分の苗字を調べてみたいと思っています。