MASA日記

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数字でアカデミー 第5回~180~

6月21日 木曜日 数字でアカデミー第5回

 

こんばんは。

今夜の「数字でアカデミー」は、「乗り物」に近いかもしれません。180という数字を取り上げます。何の数字だかお分かりになりますか?答えは車のメーターに刻まれた最高速度です。軽自動車などに例外はありますが、国産車のメーターを見ると、すべて180kmが最高速度として表示されています(もっとも、実際にはそれ以上の速度で走れたり、リミッターを外せばさらに早いクルマはたくさんあります)。

 

■ 疑問

国産車が大好きだった中高生時代のわたしは、ふとした疑問を持ちました。高速道路でも当時は最高速度が100kmでしたから、そもそも180kmを最高速表示する必要は無いのではないか、そして実際にそこまで走るパワーも不要ではないか、と。

いつの間にか(米国との貿易摩擦の影響とも言われていますが)、100kmや110kmをオーバーすると警告音が鳴る機能も消滅し、気づけば国産車の280馬力規制も撤廃された今、メーターをそこまで気にしている方はいないかもしれませんが、しかし180km表示は今なお当然のように続いているのです。

そして、当時わたしは、自動車に関する雑学本を購入し、読み漁った中に答えが書いてありました。アカデミーというほどのことではありませんが、次項でご紹介します。

 

■ 答え

その本が正確であれば、という前置きで、当時得た回答を示します。

日本で最初に高速道路ができたのが1963(昭和38)年7月の名神高速道路栗東IC~尼崎ICの71.7kmでした。その2年後には名神高速が全線開通し、さらに4年後には東名高速道路が全線開通しました。いずれも最高速度は100kmでした。

実際に走れば、上り坂ではスピードは緩み、下り坂では加速しがちになるはずですが、机上の計算で常時100km巡航するためのエンジン出力を算出したようです。

最も厳しい坂を100km走行できる性能平坦な道路を走った場合、当時の国産車の能力ではおよそ180kmまで走ることができる計算であったことから、メーターは180kmまで表示し、以降特に疑問視されることも無く現在に至っているそうです。

それが東名だったか名神だったか、どこの坂を基準にしたかは、当時の本を紛失しており確認できませんでしたが、なるほどと合点がいきました。

現在の国産車は、エンジンをダウンサイジングし、より効率よく走れるため、当時と同様な算式で考えれば、本来は180kmまでのメーターは不要かもしれませんね。

 

普段何気なく見ているメーター、外車と乗り比べでもしない限り、特に疑問さえ抱かないでしょうが、25年近く前に疑問を抱いて調べたことを、まさかブログのネタにするとは思いもしませんでした。以上、「数字でアカデミー」というか雑学でした。