マニアな小ネタの世界 第57回~ふとした疑問集~

6月15日 金曜日 マニアな小ネタの世界第57回

 

こんばんは。

今夜の「マニアな小ネタの世界」は、ふとした瞬間に抱く疑問をいくつか取り上げます。気にすることなく過ごしてきたのに、ふと疑問に思うと気になること、ありますよね。そうした小さなネタを、ご紹介します。

 

都道府県道の謎

先日、クルマで埼玉県を走行中に、急に気になったことがありました。

埼玉県県道7号線、行田市内を群馬県方面に進んでいたときのこと、道路脇に立つ標識が目に入りました。下図のような標識です。

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よく見ますよね。①の部分は「都道府県」いずれかが、②の部分にルートNoが、③の部分に該当の都道府県名が、各々入ります。

そしてその下に、横長長方形の白い標識で、路線名がついていたのですが、そこに「佐野行田線」と書いてありました。行田市は埼玉県、佐野市は栃木県です。ふと思いました。県境を超えたとき、このルートNoは変わるのだろうか、と。

国道ならば、国が管理主体ですから、都道府県を跨いでも関係ありませんよね。しかし、都道府県道は、その管理主体が異なります。まして、各都道府県で道路の敷設時期やペースも異なるわけですから、統一採番などあり得ないだろうと思ったのです。

仕事だったため、佐野市まで行くことはできませんでしたが、早速帰宅して調べてみると、驚きました。この埼玉県道7号線は、群馬県、栃木県いずれでも県道7号線でした。

こうした例は、例えば東京都の都道3号線は、神奈川県の県道3号線になるという具合に、各地で見られるようです。

そして、なにも若い番号だったから統一できているわけでもないようです。

要は、県境を超えて急に番号が変わることで、運転者に混乱を与えないようにするための配慮によって、”なるべく”番号を統一するよう心掛けているのです。

冒頭書いたように、道路整備状況は隣県と言えども違うわけですから、隣県から伸びてくる番号が進んでいる場合、当該県の中での最新ルート番号と、隣の県の最新ルート番号との間の番号が欠番になってしまうことも起きるのでした。

意識せずにいましたが、気になり出すと、へぇ~と思いたくて、調べました。

 

②「おまちどうさま」という言葉

あるグルメ番組で、地方ロケを放送していたとき。

料理を運んできた店の人が、「はい、おまちどうさまでした」と言いました。ふと思い返せば、「はい、お待たせしました」はよく聞きますが、最近、この「おまちどうさま」という言葉は聞かなくなった気がしたのです。

そして、文字として脳内に並べてみると、「お待ち」は分かりますが、この「どう」は一体何だろうと思うと、な言葉に思えてならなくなったのでした。

何か”お堂”のようなものが歴史上あったのか、あるいは、言葉のリズムで入れただけの無意味なことなのか、気になって調べました。

すると、そもそもが「おまちどうさま」では無く、「おまちどおさま」が正解だったのです。漢字を当てはめれば、「お待ち遠様」です。

こうなると分かりますよね。お客様が「待ち遠しい」料理を運んできて、それに丁寧な「お」や「様」を付けることで、大変お待たせしましたという意味合いで発する言葉だったのです。言われてみれば簡単でストンと落ちますが、音だけを思い浮かべると理解できない言葉、他にもありますよね。

 

こうして書いてみて、ある意味で「マニアな小ネタの世界」の保守本流に位置しそうな内容だと思いました。今後も、ふとした疑問が纏まれば、小出しに書いていきます。