MASA日記

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乗り物 第72回~乗り物の防犯性~

6月12日 火曜日 乗り物第72回

こんばんは。

今夜の「乗り物」は、少し角度が違う話かもしれません。先日、東海道新幹線の東京発新大阪行最終「のぞみ」で、悲惨な事件が起きてしまいました。容疑者は「誰でも良かった」と、赤の他人である被害者を襲い、1人の尊い命を奪い、2人に傷を負わせ、多くの人に恐怖を植え付けました。とりわけ亡くなられた方には、心からご冥福をお祈りしたいですし、ご遺族の心中を思えば言葉がありません。

以前、新幹線内で灯油をかぶり火をつけた事件があり、そのときも1人が巻き添えで亡くなりましたが、あれから3年、防犯性は特に変わっていません。

車両内部に防犯カメラが設置された等の意味で進化はしているかもしれませんが、そもそも危険物を持ち込まないという観点では、変わっていない気がするのです。

 

昨今、やたらと刃物で人を襲う事件を見ます。それだけ、日常生活ですれ違う人の中に、刃物を持ち歩いている人がいる、ということでしょう。

平和大国だった日本では、一般の人は性善説で他人に接していたことが大半でしょう。相手が自分を襲うかもしれない、という危機感は薄かったはずです。しかし、これだけ日々報道される内容を見ると、航空機同様に、新幹線や高速バスなどでも、無差別な犯罪が起こり得る危険性を感じずにはいられません。

2年後には東京オリンピックがあります。訪日観光客を増やし、外国人労働者も増やす方針の今、かつての平和な日本をイメージしていると、善良なる一般人が、無駄に命を落とす事件に巻き込まれる危険性があると思います(決して、外国の方が犯罪を起こすという偏見めいた意味ではないですが)。

 

鉄道会社にとっては、1分1秒の時間短縮のための努力が大切かもしれませんが、そのわずかな時間と、安全・安心な移動手段を比較するならば、わたしは後者の方が喫緊の課題ではないでしょうか。せめて新幹線の改札口に簡易の金属探知機や、形状を読み取って反応する機械を設置しないと、安心して新幹線に乗れません。

 

高速バスなどは、基本的に荷物をトランクに預けるルールにすれば良いと思います。室内に持ち込みたい人は、乗務員が簡易の手荷物検査を行う。これだけで違うでしょう。

 

乗り物は、かつて、少しでも早く、少しでも快適に、を主眼に改善が図られてきました。それにより、日本の乗り物は、その意味で高い水準にあるでしょう。しかし、それができたのは、根底に安全という二文字があったからこそです。この根底が揺らぎつつある今、最優先で取り組むべき時が来ていると思うのです。

こうした痛ましい事件が起きた今、亡くなられた方の命は戻りません。せめて教訓として、安全とは何か、公共交通機関として何ができるのか、早急に対応しないと、再び脆さを露呈し、事件発生の場となりかねない、そう感じました。