MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

数字でアカデミー 第4回~1.3~

6月7日 木曜日 数字でアカデミー第4回

 

こんばんは。

世の中は、「記憶にない」の一点突破を図ろうとする人や、”なんでそんなことを”と思うようなくだらない事件を起こす人や、飲酒や異性に纏わる出来事で失敗する人など、相も変わらず面倒くさいことで溢れていますね。

ただでさえ煩わしい天候なのに、そんなことばかり聞いていると余計に心が荒みます。そんな日は、あっさりした素麺でも食べて、嫌なこと忘れて寝てみるのも一つかもしれません。身体も心もスッキリ!しますよ。

 

そう、今夜の数字でアカデミー、取り上げる数字は1.3です。

実はこの1.3という数字が、素麺に纏わる数字だってご存知でしたか?そもそも素麺は乾麺の一つです。乾麺とは、小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練り、綿実油などの食用油、もしくは小麦粉やでん粉を塗ってから、よりをかけながら引き延ばして乾燥、熟成させる麺をいい、「手延べ干しめんの日本農林規格」なるものを満たせば手延素麺、機械を用いて製造されるものが機械素麺に分類されます。

 

さて、日本農林規格では、「乾めん類品質表示基準」があり、機械製麺の場合はその太さによって分類されているそうです。

 うどん  直径1.7mm以上

 冷や麦  直径1.3mm以上1.7mm未満

 素 麺  直径1.3mm未満

これらの大きな違いは、その太さによる違いだったんですね。うどんは腰があるとか、素麺は喉ごしが良いとか、よく”通ぶって”わたしは知人に話したりするのですが、単に太さの違いが大きかったとは知りませんでした。

一方で、手延の場合は素麺と冷や麦は同基準で、直径1.7mm以下であればいずれのいずれの名称を使用しても構わないのだとか。

 

なぜそうしたことが起きたのか、なんとわたしの生まれ故郷の徳島県に端を発します。徳島県内では古くから親しまれている、県西部の半田町名産の「半田そうめん」は、太いことに特徴があります。試しに、昨年徳島県で買ってきた半田そうめんを測ると、目視で1.6mm程度、機械製麺での分類によれば、間違いなく冷や麦です。

しかし、200年の歴史を誇る半田そうめんが、実は半田「冷や麦」だった、というオチは避けたいと、2004年日本農林規格改正されたのでした。半田そうめんに掛かって規格を変えてしまうとは、恐るべし「半田そうめん」です。

半田そうめんは手延素麺ですから、手延の基準を変えたんですね。これによって、「半田そうめん」は「半田冷や麦」にならず済んだ、のでした。

 

ちなみに、もともとは両者の製法も違い、素麺は手で伸ばすのに対し、冷や麦は伸ばした生地を切って作ったようですが、現在では単純に太さの違いで分類されています。

 

これだけ「半田そうめん」推しを書いているので、さぞ「半田そうめん」好きかと思われるかもしれませんが、わたしは細くて喉ごし滑らかな素麺が好きです。有名な揖保乃糸なんか美味しいですよね。麺つゆに薬味を少々、しょうがなんかも擦り下ろして、軽く素麺をくぐらせて食べれば、夏の青空が脳内に広がります。

 

今夜の話はアカデミーとは程遠いですが、夏にピッタリの素麺について書いてみました。