MASA日記

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乗り物 第71回~もしも新車で買えるなら1 ホンダ初代NSX~

6月5日 火曜日 乗り物第71回

 

こんばんは。

今日は山口県を除く中国地方梅雨入りしましたね。徐々にその範囲が東に移動していますから、間もなく近畿・東海・東日本と、梅雨入りのニュースが聞かれるのでしょうね。さて、そんな今夜の「乗り物」は、クルマです。

わたしがクルマについて書くと、最近のクルマ(特にトヨタ車)に批判的なコトを言いがちになるので、なるべくポジティブなコトを書きたいと思ってテーマを考えました。以前「懐かしのバブルカー」というシリーズを不定期で書きましたが、それに近いかもしれません。もし、古いクルマを新車で買えるならば、という問いに、わたしが欲しいクルマを挙げてみる、という趣旨のシリーズです。

その1弾は、スーパースポーツとして脚光を浴びた、初代NSXです。

 

■ 初代NSXの概要

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全長4,430mm、全幅1,810mm、全高1,170mmのボディは、全長こそ長くないもののワイド&ローに構えたデザインが特徴です。

バブル経済真っ只中の1990年発売とあり、280psを発生するMT車は864.3万円、265psを発生するAT車は929.1万円と、当時としては破格のメーカー希望小売価格でした。しかし、そんな価格はもろともせず、納車数年待ちでも希望する人がいたほどのクルマでした。あるいは即納できることをウリにした中古業者が、新車価格を超える1,000万円以上の値付けをしても売れたほど、センセーショナルなクルマだった記憶もあります。

軽量なオールアルミ製モノコックボディに、ミッドシップレイアウトの2シーター、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションに4輪Vディスクブレーキなど、当時の技術の粋を集めた豪華な造りは、当時F1イメージで若者から支持の高かったホンダの頂点に立つ、イメージリーダーとして相応しかったからでしょう。

何よりそのデザインは、当時の国産スポーツのどれにも似ていない、フェラーリなどの本格派スポーツカーを彷彿とさせる先鋭的なもので、衝撃的でした。

 

■ 現行型との比較

技術で言えば、現在のクルマの方が優れていることは言うまでもありません。燃費性能しかり、安全性しかり、その他しかりでしょう。

ただ、現行型は新車価格が2,370万円(税込)です。初代登場時のMT車との差額1,530万円です。物価もやや上昇しているとはいえ、270%以上も上昇はしていません。つまり、28年分の進化として(税金や物価上昇率を差し引いたとして)250%程度を支払う価値があるか、という問題です。

少なくとも、わたしにとってはそれに相当する価値は見出せません。ホンダとしてのこだわりを持って出しているのでしょうが、初代に賭けた情熱やオーラが、現行型からは感じられないのです。

初代には、国産でもこんなスポーツカーが作れるんだ!という驚きが、まずもってエクステリアデザインから感じられました。その登場によって、かつてスポーツカーを名乗っていた他社のクルマたちとは、格の違いさえ見せつけたと感じました。

当時としては破格の額も、その格の違いを示すステータスの価値がありましたし、それだけ出す値打ちのある中身でした。28年分の進歩を感じさせられない現行型に、270%以上の金額を出す意義を、わたしは見出せません。

初代NSXが放った輝きは、平成の終盤になって尚、色褪せない気がします。

 

もしも新車で買えるなら、わたしは車庫に飾っておきたい1台です。