MASA日記

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時事の戯言 第26回~障害年金打ち切り問題~

6月4日 月曜日 時事の戯言第26回

 

こんばんは。

加計学園問題で事務総長が”口から出まかせ”で発した(と主張する)ウソによって、国会は1年以上も空転し、騙された側(という構図)の愛媛県は知事が激怒、その申請に基づいて拠出していた補助金の打ち切り検討もちらつかせています。

それほど補助金の威力も大きいものなのでしょうね。一度「支給する」と決めたお金は、それをアテにして勘定するのが一般的です。ましてそれが”出まかせ”ではなく、適正な手続を踏んだ上での話ならば、受給者が困るのは当然のことでしょう。

現在、当事者たちに混乱を来している障害年金の話題を、今夜は取り上げます。

 

■ 障害年金とは

障害年金とは何ぞやという話ですが、簡単に言えば、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に支給される年金のことです。

老齢年金とは違い、現役世代も受給対象ですから、万一の出来事で仕事等が制限されれば、その収入減をあてがう重要な役割を果たすものです。

受給要件や申請手続等は年金機構のホームページを見ると書かれていますので、ココでは割愛させていただきます。

 

■ 問題の背景

2018年5月29日、障害年金に関するニュースが各誌で取り上げられました。日本年金機構が、およそ1,000人の受給者を対象に、障害程度が軽いことを理由に支給を打ち切ることを検討している、というものです(但し、1年間の継続受給の特例つき)。

なぜこうした唐突な通知があったか、その背景にあるのは、審査手続の変更です。以前は都道府県毎の事務センターが認定業務を行い、各地の医師が診断書をもとに審査していたのですが、地域による認定差が問題となり、東京で業務や審査を集約した結果、今までの認定が甘かったとして不認定になったのです。

 

■ 時事の戯言

この記事を読んだ率直な感想、わたしは「あり得る話だろうなぁ」と思いました。

認定業務は一定のマニュアルがあるにせよ、人の身体の判断は簡単に数値で割り切れない上、医師によっても審査の経験の多寡などで判断がズレることはあると思います。

加えて、ホームページで「障害年金」と検索すれば、受給事例多数といった謳い文句などが目に入り、経験豊富で親身な”アドバイス”を売りにしている事務所があることも分かります。こうなると、地域によって認定格差が生じることは合点がいくのです。

考えようによれば、もしかして本来は受給できなかったはずの年金を、今まで受給でき、さらに1年間は特例のもとで受給できるのだから得だという考え方さえあるかもしれません。見方によっては。

しかし冒頭で書いたとおり、一度受給すれば、それは収入の一部として勘定に入るのが普通ですから、今まで受給されてきた方々が困惑するのは気の毒だとも思います。

ま、この問題は日本年金機構が「妥当な対応」と言い切っていますので、今後覆ることは無いと思いますが、当事者にとっては悩ましい限りでしょう。当初からもう少ししっかり煮詰めた対応をしておけば良いものを、と思うのは、わたしが爺に近づいたからでしょうか。そんな戯言を述べつつ、今日も一日が終わっていきます。