MASA日記

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マニアな小ネタの世界 第55回~6月はジューンブライド~

6月1日 金曜日 マニアな小ネタの世界 第55回

 

こんばんは。

ついに今年も半ば、6月に入りました。6月1日の金曜日、曜日テーマは6月に相応しいジューンブライドについて取り上げます。

 

■ ジューンブライドの由来3説

ジューン、つまり6月に結婚すれば、その後幸せになれると言われるジューンブライド憧れる方も多いと思います。そんなジューンブライドの由来について、有力な3つの説があるというので、ココでそれをご紹介します。

ローマ神話起源説

ギリシャ神話の神であり、神々や人類の父・ゼウス。その正妻がヘラ

ヘラはギリシャ神話において、結婚し、子どもを授かり、家庭を守る、最高位の女神と位置付けられています。結婚生活の守護神ともいうべき存在です。

やがてギリシャ神話はローマに持ち込まれます。ローマ神話におけるゼウスはユピテル、ヘラはユーノと名付けられました。

そのユーノは6月1日に祭られるのだそうで、この6月に結婚すれば、素晴らしい結婚生活を送ることができることになると言われるようになった、という説です。

なお、英語で6月をJuneと言いますが、これもユーノの綴りJunoに由来するそうです。

②気候説

ヨーロッパの1年に於いて、もっとも気候が良いのが6月という説です。

少雨で爽やかな日が多い6月に、人生の大きな門出を祝って欲しいというのは、ある意味自然な考えだと思います。せっかくのウェディングドレスが雨で濡れて台無しでは困りますし、参加者も雨に濡れたくないのは同じです。

こうして6月が結婚にとって最高の時期とされ、いつしかジューンブライドと呼ばれるようになったという説です。

③結婚禁止説

かつてのヨーロッパでは、結婚禁止期間がありました。

3月~5月の3か月間です。1年で最も農作業が忙しい時期であり、その農作業に支障を来す結婚式は、その期間禁じられていたのです。

その禁止期間が明け、農作業もひと段落したところで、結婚式が解禁となるわけですから、6月は結婚式ラッシュになりますよね。忙しかった人々も総出で結婚を祝うため、みんなの祝福を受けた6月の結婚は、一番幸せになれる、という説です。

 

いずれの説も、それなりの説得力を持っていますね。そして面白いのは、いずれもヨーロッパ(特にイタリア中心)に由来しているということです。

ウェディングドレスなどもヨーロッパ発祥と言われていますから、そうした流れを汲んでいるのは自然かもしれませんが。

 

■ 日本のジューンブライド輸入

当然、起源はヨーロッパですから、どこかのタイミングで日本に”輸入”されたはずのジューンブライド、その輸入について調べました。

いくつかのサイトや企業様でも紹介されていますが、要するに企業戦略によるものです。ここでは結婚準備完全naviのサイトを引用すると、「梅雨時期である6月の挙式を避けるカップルが多く、式場はどこも閑散」としていたことから、ヨーロッパの「ロマンティックな言い伝え」に目を付けて触れ込んだのだと言います。

どの説に寄って立つということなく、既に確立されていたジューンブライド=幸せという言い伝え自体を宣伝に使ったのでしょうね。もっとも、幸せになりたいモード突入のカップルにとって効果を発揮しそうなものと言えば、ローマ神話起源説でしょうか。

クリスマス商戦や恵方巻商戦を見ても、言い伝えをもって普及を図る、ありがちです。

 

■ 日本のジューンブライド現状

では、そうした企業側の意図と、当事者であるカップルの意識がマッチしているかと言えば、微妙にズレているようです。

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リクルートブライダル総研2017」の調査結果です。

挙式を実施した月を見ると、10月が13.3%でダントツ、次いで11月の11%、5月の10.1%、9月の9.8%が続き、ようやく同率5位で4月と6月がランクインします。

これを見ると、秋や春に挙式が集中する傾向が見て取れます。つまり、当事者も、あるいは参加者のことを含め、気候の良い時期に挙式をしたい、というのが本音でしょう。

逆に、暑すぎたり寒すぎたりする時期は避けたい、そんな中で、雨も多くて多湿ゆえに不人気だった6月が、ジューンブライド神話の輸入でランクを上げたのでしょうね。

 

こうして見ると、ヨーロッパの人々が6月の結婚を望んだジューンブライドの起源も、もしかすると②の気候説だったのかもしれないな、と思います。

 

■ 蛇足

これだけ幸せについて書きながら、最後に蛇足です。

1年で最も離婚が多い月はいつなのでしょうか、調べました。厚生労働省による人口動態統計の概況(2016年)によると、離婚が最も多いのが3月だそうです。

日本では年度の区切りですから、色んな意味で手続に適し、気持ちの上でも区切りをつけるには最適なのでしょう。とても現実的な理由です。

結婚は気候の良い春と秋に集中、離婚は3月が多めという傾向は昔から続いているようで、よく考えれば日本人はいずれも現実思考なのだな、と思いました。

 

6月にご結婚を予定されている方々、離婚など気にせず、末永くお幸せに!

以上、今週の「マニアな小ネタの世界」でした。