MASA日記

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時事の戯言 〇大会見 その2

5月25日 金曜日 時事の戯言(番外編)その2

 

こんばんは。

〇大の学長が本日、会見しましたね。今までの対応があまりに酷かったため、まだまともな会見に見えましたが、よくよく聞けば、ほぼ無意味な会見に感じました。

 

これが事件の翌日や、せいぜい3日以内程度の会見ならば、意味はあったかもしれません。しかし、もはや今更という印象を持ったのはわたしだけでしょうか。

 

事件後にSNS等で動画が拡散され、非難を浴びた中で初動対応は取らず、相手方である関西学院大や被害者・その保護者の怒りを買ったのは言うまでもありません。

その後、勇気を持って発言した加害者学生自身が弁護士を伴って謝罪と経緯を示したことで、世論は当該学生への同情と同時に、当時まだ表立って会見していない監督・コーチへの批判、ならびに一人で晒し者にした大学への批判が強まりました。

スポーツ庁からも「大学として声を出すべき」と言われて監督とコーチが会見したものの、まさかの責任否定と、さらには素晴らしい司会進行が火に油を注ぎ、大炎上し、世論から激しい非難を浴びたことは記憶に新しいでしょう。

まさに”ブランド失墜”を受け、日大教職員からも自浄作用を働かせるよう声明を出し、父母会も匿名で会見をし、アメフト部メンバーも声明を出すという流れの中で、急遽、学長が会見しただけにしか見えません。

 

そもそも、あえて会見を設けるのですから、目的がはっきりしないと意味がありません。現在必要なことは、①大学としての被害者や保護者への謝罪と補償、②今回発生したことへの原因究明と再発防止、③前監督あるいは関係者への処分、ということではないでしょうか。しかし、冒頭でこそ、被害者や関係者への謝罪を述べたものの、その多くは今回加害行為を行った学生に復帰して欲しいという気持ちと、在学生等への非難をしないで欲しいというお願いであり、聞きようによっては自己中心的なことを会見しているにしか聞こえませんでした。

被害者の保護者は、実名を明かし、生涯賭けてこの問題に向き合う、刑事告訴すると表明していますが、その発端は、〇大の今までの被害者への誠意の無さがすべてです。それを、この期に及んで「練習に復帰できると聞いており、安堵しています」と言うようでは、結果的に重大にならず良かった、程度の認識かと思われます。

まずは何よりも、被害者、保護者、関西学院大に対する誠心誠意の対応を、何度でも頭を下げるべきですし、それこそ出向いてお詫びを重ねるべきでしょう。

加えて、事実究明は第三者委員会等があるので委ねたいと言いながら、アメフト部の無期限停止は考えていないと言っていました。逆じゃないでしょうか。全関係者から聴取し、事実を洗いざらい並べ、原因を究明するのは、本来自浄作用で行うべき話です。それが20日経過してなおできていないこと自体問題です。逆に、アメフト部の活動についてこそ、”戻して良いかどうか”や”安全性が確保できたかどうか”を外部判断に委ねるべき話です。内部の原因は知りません、でも無期限停止は考えてませんと言うのです。加害者として事をここまで拡大させながら、どこまで自分たちに甘いのかと思いました。

それこそ、〇大のアメフト部学生や、在学生、とりわけ就職活動中の学生らに不利益が生じないようお願いしたい、というのはFAXでも流せば良い程度のことです。在校生や保護者に謝罪するのは、校内のサテライトで流せば済むことでしょう。

 

わざわざ学長自ら会見を開くというので、前監督への校内処分が決まったとか、経緯を再度確認して事実が判明したとか、そういった内容かと思っただけに、結局は自分たちがしたこと、置かれている立ち位置に対して鈍感な大学だと感じただけでした。

もっとも、学長言うとおり、卒業生や在校生には非は無いので、そこに対して誹謗中傷はすべきではないです。むしろ、アメフト部の指導者や、誰かに怯えながら歪な構造の中に染まっている上層部の感覚がおかしいだけの話ですから。

ということで、帰宅して動画を再生した感想としては、今まで出てきたのよりは(司会含めて)マシだが、言ってることは自己保身なんだ、という以外ありません。その前の会見が酷すぎたので、まともに見えただけか、というのがわたしの意見です。