MASA日記

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数字でアカデミー 第2回~1.618~

5月17日 木曜日 数字でアカデミー第2回

 

こんばんは。

唐突ですが、皆さん、黄金比という言葉をご存知でしょうか。恥ずかしながら、わたしは40年以上生きてきましたが、今回初めて知ったわけです。

 

1:1+√5/2 の近似値が1:1.618だそうなのですが、最も美しく見える比率として、「黄金比」と呼ばれています。もしかすると、美術や工学などを専攻されている方には、当たり前な比率なのかもしれません。

 

古代ギリシアの彫刻家ペイディアスが初めて使用したと言われていますが、有名な芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチもこの比率を発見していたようです。「黄金比」という言葉を最初に使ったのは、ドイツの数学者マルティン・オームです。

 

こうした古代から連綿と受け継がれてきた「黄金比」が、いったい現代の何で活かされているかと言えば、ビジネスマンにとって欠かせない名刺です。

試しに、わたしが持っている自分の名刺を測ってみると、縦5.55cm、横9cmで、その日は縦:横=1:1.622で、ほぼ「黄金比」に匹敵します。つまり、初対面で交換して相手を知る名刺には「黄金比」が使われていて、無意識のうちに相手に好印象を与える仕組みが組み込まれている、ということになります。

名刺なんて、単なる自己紹介の紙だとしか考えていなかったので、実はそこまで緻密に計算された比率が隠されていたとは、わたしにとって驚きでした。もっとも、多くの場合、名刺サイズで作成しているだけで、「黄金比」を意識して制作している企業や個人はほぼいないと思いますが、それは昔は意識していた「黄金比」が時代の流れの中で埋没しただけだと考えると、昔の人の凄さを覚えます。

 

また、ディスプレイのアスペクト比WUXGA(解像度1920x1200)も、ほぼ「黄金比」(1920:1200=1.6:1)で設定されており、はるか昔に導かれた比率が現代に息づいていることを改めて感じさせられます。

 

個人的には、トヨタの最高級車センチュリーのデザイン決定にあたっても、美しく見える「黄金比」を初代から継承していると聞いたときは、大いに感心しました。最近のトヨタ車のデザインには嫌気が差していますが、今年発売予定の新型センチュリーだけは、その佇まいや重厚感、そして伝統といった点で好印象を持っていました。明確なアイコンこそ無いものの、一目見てセンチュリーと分かる何か、の要素の一つが、初代から用いられている「黄金比」だったとは、その刷り込み(と言うと言葉が悪いかもしれませんが)の力に脱帽です。

 

この魔力を秘めた1.618という数字、今夜のキーワード、日常生活の中で「綺麗」だと感じたものがあれば、気にして測ってみても面白いかもしれません。実は身近な部分で隠されているかもしれませんから。