MASA日記

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乗り物 第67回~懐かしのバブルカー7 スープラ~

5月8日 火曜日 乗り物第67回

 

こんばんは。

このところ電車に偏りがちだったこともあり、今夜はクルマをテーマにします。シリーズ「懐かしのバブルカー」7回目、トヨタスープラの国内2代目となるA80型です。

 

■ A80スープラの概要

ジュネーブモーターショー2018のプレスカンファレンスで、トヨタはGR新型スープラレーシングコンセプトを発表しました。しかし、市販車の詳細は未発表であり、発売時期など含め、今しばらく時間を要すると思われます。

そんなレーシングコンセプトを見た感想は、まだA80型の影を追っている、ということです。もちろん、スペックなどは現代に適してブラッシュアップされていますが、デザインではA80型から離れられていないと思うのです。

逆に言えば、それだけA80型スープラが、「スープラ」というクルマのアイコンとして、強烈な存在であったことを表しているとも言えます。

A80型は、海外では4代目、国内では2代目スープラとして、1993年5月に登場しました。既にホンダNSXや三菱GTOなど、スーパースポーツの登場を終えていましたが、FRで直列6気筒を携え、ロングノーズ+ショートデッキという旧来のスポーツカー然とした姿で送り出されました。しかし、先代A70型のようなスパルタンなイメージから、グラマラスな肉体美を持つデザインに変更されており、わたしは釘付けになりました。

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登場こそ1993年と、バブル終焉に重なりましたが、開発はバブル真っ只中に行われており、各所に惜しみなく技術が注ぎ込まれています。

Z30型ソアラとプラットフォームは共通ですが、心臓部のエンジンは、ソアラが2.5L~4.0Lを揃えるのに対し、スープラ直列6気筒3.0Lのツインカム+ツーウェイツインターボと、同じく自然吸気仕様の3.0Lエンジンの2本立てで臨み、ラグジュアリー性を廃し、明確にスポーツカーであることを示しました。

ミッションも、当時の国産車となる6速MTを採用するなど、走ることのために生まれたような、トヨタスポーツ群の頂点に立つに相応しいクルマと言えます。

ターボ車はパワフルであり、扱いづらいという話も聞きます。直線番長とも言われましたが、扱いづらさをもって操る楽しさや操る技術を感じたい、クルマ好きにはたまらない存在だったのかもしれません。

悲運だったのは、登場時期が遅かったこと。既にバブルが終焉に向かい、スポーツカーは時代の波に飲まれ、販売台数が伸び悩みました。「平成12年度自動車排出ガス規制」に対応できず、2002年8月に生産終了となったのでした。

 

■ 本物感

わたしはまだ免許を持っておらず、モーターショーで運転席に座っただけですが、その本物感はゾクゾクしました。なんちゃってスポーツでは無い、と。

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運転席ですが、すべてがドライバーに向けてラウンドしており、ドライバーをその気にさせる作りになっています。まるでレーシングカーのようです。

そのとき座った車両は、大きなリアウィングを備えており、バックミラーから覗く後方視界は良いとは言えませんが、もはや他の追随を許さないほどハイパワーな走りを見せるスープラには、ただ前を向くのみだったのかもしれません。

 

■ 時代とともに

AE86のレビン/トレノがそうであったように、A80型スープラも、販売当時は人気車種とは言えませんでした。10年近く販売して、累計販売台数が3万台ほどですから、高額なスポーツカーというジャンルを加味しても、売れなかったと言って良いでしょう。

しかし、やがて排ガス規制で各社のスポーツカーが消滅し、初年度登録からの年数経過により優良な物件が減ると、A80型スープラに対する需要と供給のバランスが逆転し、今では中古車市場で高値推移しています。

あれから25年の時を経て、時代とともに評価が上がったA80型は、バブル期が生んだ名車と言えるでしょう。だからこそ、復活するであろう次期型スープラも、A80型の影を追うようなデザインになっているのかもしれません。

 

「懐かしのバブルカー」第7回目、スープラA80型でした。