MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

時事の戯言 第21回~仕事に対する誇り~

4月24日 火曜日 時事の戯言第21回

 

こんばんは。

 

わたしは古臭い考え方をする、と周囲に言われること多いです。最近、自分の仕事に対する誇りとか、自分の会社に対する誇りが無いと感じられるニュースをよく耳にします。そのたびに、”誰のお陰で働けてるんだよ”と思ってしまうのです。

 

■ 年金機構のデータ入力再委託問題

年金は、日本が持つ社会保障制度の一つです。現役世代からすれば、自身の将来への積立であり、現在の老人を社会で養うためでもあるため、徴収されても文句を言わないのです。そんな大切な年金は、機構の管理下で一元管理されているわけで、個人情報とともに厳重に国や機構が管理してくれている、と信じていました。

しかし、今年の春先、国がデータ入力を委託した先の企業数社が、中国の企業などに入力作業を再委託していたことが判明しましたね。これは契約違反です。しかも、機構側もこの実態を認識しながら、特段の措置を講じていなかったことも分かりました。

国民が汗水流して働いたお金にまつわるデータを、個人が特定できる情報とともに、中国に渡すという受託企業の判断、それを知りながら委託を解消しなかった機構の判断、ともに腹立たしい限りです。こんなセンシティヴな情報、国の制度に関わる大切な情報を、海外に委託することが適切か否かの感覚さえ無いことが情けないです。

入札時の人員数を確保できなかった、と苦しい弁明をしていますが、明らかに不足しているのだから、最初から入札するな!判明した時点で受注を断れ!と思ってしまいます。自社の仕事、自社の儲けのためなら何でもアリなのでしょうか。機構側も謝罪こそしましたが、本心から申し訳ないと思っているようには見えませんでした。

年金を納めている身としては、国を信用する以外無く、だからこそ、しっかり国も関与してもらわないと困るのです。

 

■ 飲酒した教員のニュース

つい最近、福島県のニュースを目にしました。

今年1月に行われたセンター試験で、受験会場内にあった引率者向けの控室で試験時間中に飲酒し、酔って騒いだ教諭が減給1か月の懲戒処分を受けたそうです。

「激励のため」と称して私的に訪問し、控室にあった日本酒8合(これは後日の慰労会のために購入されていたものでした)を飲んで酩酊し、騒動となりました。

わたしは小さい頃、教師に憧れていました。教師は、子どもの一生を左右するほど大きな存在であり、社会に対しても範を示すべき崇高な存在であるべきだと思います。

まして、センター試験は、受験生にとって大切な場です。そこで飲酒して騒ぐなど言語道断だと思いますし、教師として失格だと思うのです。減給1か月なんて到底軽い懲戒処分だと感じるのはわたしだけでしょうか。

仰げば尊し”にあるような、生徒が慕い、憧れるような教師は幻想だとすれば、こんな悲しいことはありません。

 

 

こうしたボヤきたくなるニュースは巷に溢れています。わたしは昔、ある人に言われました。「名」と「実」があるなら、目先の「実」よりも「名」を重んじなさい、と。自分が生まれて一生背負っていく、親がつけてくれた大切な名前。それを汚したり、名前に恥じるような行為はするな、と。わたしは40を過ぎた今も、自分の名前が好きですし、つい気持ちが揺らぐときも、名前を汚さないようにしよう、人に後ろ指さされるようなことはしない、と思うのです。

それは企業も個人も同じです。不名誉なことで世間に「名」が晒されることほど、情けないことはありません。精神論だと言われるかもしれませんが、あまりに短絡的で、「実」ばかり追い求める世相に、爺はボヤかずにはいられないのでした。