4月20日 金曜日 マニアな小ネタの世界第50回
こんばんは。
タイトルを打っていて気付いたのですが、「マニアな小ネタの世界」がはや50回ですか。月曜日の「時事の戯言」に次ぐ新参者だと思っていましたが、予想以上に回数を重ねていたのですね。わたしの趣味・興味に一番近い曜日テーマですので、気楽に更新しているのが実情、トントン拍子で来た印象です。勿論、読んでくださる皆さんがいてくださるこそ、このブログを続けていられるので、感謝しております。
さて、第50回目のネタは、マンホールカードです。
■ マンホールカードとは
そもそも、マンホールの蓋などどこも同じだと思い、日常生活の中で気にする方はほとんどいないと思います。しかし、昨今のご当地ブームに乗って登場したのが、一見してそれとわかる地方の名物や観光名所などを基本とする「ご当地マンホール」があるのです。2016年現在、デザインは1,700の自治体に合計1万2000種ほどもあるそうで、そうなると足元にあるマンホールにも、実はデザインが施されている可能性があります。
身近でありながらあまり関心が無い下水道局は、多くの人に事業に関心を持ってもらおうと、自治体等と協力し、「ご当地マンホール」を描いた「マンホールカード」を作成したのです。今月4月28日配布開始で第7弾となるマンホールカード、累計301自治体が342種類を発行しており、一部マニアで空前のブームとなっています。
■ 収集の困難さ
たとえばわたしが大好きなビックリマンシールは、かつて、①ヘッドシールは1箱に1枚か2枚、②そのヘッドの中でも著しく比率の低い激レアがある、③チョコは売り切れ続出で、買えても1人3個までの縛りがあった、という収集の困難さが、収集意欲を掻き立てていたものでした。昨今のビックリマンは、箱買いもできますし、激レアもほぼありませんから、シリーズの流れでコンプリートしておくか、程度です。
しかし、このマンホールカードを入手するには、現地に行かなければいけません(一部ネット上で売買もされていますが・・・)。北は北海道から南は沖縄まで行くとなると大変です。しかもイベントに参加しないと貰えない激レアもあります。
全国自治体の下水道職員らが集まる駅伝大会でPRに配布された500枚は、一般では入手できないとあり、ネットオークション上では25,000円オーバーの値がついたそうです。
他にも、福島県白河市の初期カードには誤植があった等、まるでビックリマンの逆扇ヘッドロココのようなワクワクも味わえるなど、コレクションが好きな人にはこの入手困難さがたまらないようです。
■ 第7弾配布は4月28日
第7弾(と聞いて「ヘラクライスト」を思い出すわたしはビックリマン好き)となる今度の新作は、49自治体から49種類のカードが登場します。
北海道は釧路市から、沖縄県北谷町まで、とてもすぐには収集できません。中にはシリーズ初となる離島のカードも登場します。
その一つ、長崎県の壱岐では、カード入手のため島を訪れる愛好家からの予約が入るなど、その人気ぶりは健在です。市でも、今後は島内のマンホールを巡るツアーを企画するなど、観光振興に一役買っているそうです。
新シリーズの配布は、4月28日から、詳細は公式HPにて確認できます。
と、まったく他人事な書き方をしていますが、わたしも関東周辺や旅先で、ちょくちょく収集しています。集め出すと、なんとなく集めたい性質なので。
多摩市<汚水> 多摩市<雨水> 東京23区<葛飾>
こんな感じで、30種類ほど集め、今後も収集はするつもりですが。多摩市は同じようなデザインなのに、汚水と雨水で違うんですよね。しかも配布場所も離れているので、結構歩きました。。。意外と奥が深いマンホールカードの世界です。