MASA日記

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忘れない3・11

4月11日 水曜日 忘れない3・11

 

こんばんは。

東日本大震災から7年以上経過しました。先日は、島根県を中心とする、やや強めの地震がありましたが、日本は地震大国とも言われる国であり、いつ何時、地震に襲われるか分からないという危機感が薄れぬよう、個人が注意する必要がありますね。

 

さて、2018年3月30日、仙台地裁で一つの判決が出されました。

仙台市の南に位置する、名取市閖上地区は大勢の人が犠牲になったわけですが、乳児を含む家族4人が死亡・行方不明になったのは、名取市の防災行政無線の故障などが原因だとして、遺族4人が名取市に約6700万円の損害賠償を求めた訴訟です。

 

遺族は「当然あるべき市からの情報伝達がなく、早期の避難行動が取れなかった」ことを理由に、防災無線の故障と死亡には因果関係があると主張しました。

一方、被告である名取市は、「情報がなくとも避難の判断はできた」と主張しました。

 

判決では、主な争点として

防災無線の故障について、物理的・構造的な問題はあるものの、異物混入による故障の予見はできなかった。

②広報車での避難誘導が切り上げられた点について、市職員の避難はやむを得ず、誘導不行使には合理的な理由が認められる。

③死亡との因果関係について、情報伝達がなされたならば津波被災を回避できたという高度な蓋然性が立証されていない。

と述べ、防災無線の故障や、広報車による誘導不行使と、死亡の因果関係は認められないと判断、原告の訴えを棄却しました。

ちなみに、遺族側は内容を不服として、同4月9日に仙台高裁に控訴しました。

 

わたしは閖上地区の数名から、被災当時の話を聞きましたが、視界の下半分を灰色の巨大な壁(=津波)が埋められており、迫ってきたので必死で逃げたそうです。当然、避難しながら被災者らは協力し、大声で「逃げろ」と叫んでいたとも聞きました。

 

今後、この裁判がどのような展開を見せるかは、当事者の訴えの内容にもよるのでしょうが、わたしが思うのは、まず”自分の身は自分で守る”ことが大切だということです。もちろん、自分の力では回避し得ないケースもあると思いますが、地震には日頃から意識を持って備える、いざとなれば必死で避難することで、いくぶんは回避できると思います。現に、閖上地区の方々でも避難できている方もたくさんいらっしゃいます。

 

地震に限らずですが、五感に第六感も加え、常に危険に対して注意を払うことが、自らを守る最大の術だと思うのです。震災から7年が過ぎ、少なからず教訓も風化している中で、わたしも自らを戒めたいと思います。